「柿紅葉」の日記一覧

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桜紅葉の始まる境内に

 安曇野の秋嶺のぞみテイータイム  井口淳子  パラグライダーの渡る影濃し秋の嶺 鈴木照子  今朝秋の嶺すつきりと稜立てり 小澤克己    垣積みの古窯片輝る秋の声  伊藤希眸  秋の声密かに聞こえ半地下に  アロマ  放浪記刻みたる碑や秋の声  石垣幸子  ひとり居の急がぬ家路秋の声 田代貞香  透きとほる風の届けし秋の声 涌羅由美  虚…

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柿紅葉

家と家の間に柿が生っていた。赤いというよりオレンジ色の色づいた葉がとてもきれいであった。そうした葉の間には、熟れた柿が同じ色に埋もれるように熟れていた。 そのうち、柿の木から一羽の鳥が飛び立った。その鳥を追いかけてみると、百舌鳥ではなくてヒヨドリのようであった。 ここでも、ヒヨドリは嫌われ役のようである。柿の葉と柿の実が同化していた。

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筑波17文字日記ー庭の柿紅葉

日々感じたことを綴っていきます。 11月16日 晴耕の手を休めれば鳥渡る 11月17日 落葉踏む音軽やかに踊りだし 11月18日 冬はじめ雀に貰う元気かな 11月19日 短日や仕事残して早仕舞い 11月20日 里山に彩り染める柿紅葉 ここ里山には柿畑がたくさんあります。 ちょうど色づき始め、もみじに負けない鮮やかな彩を見せています。 小さな庭の一本柿も朝霧を背に輝いて見えます。

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切手帳の雨傘美人幾星霜 

 浮世絵の肌透きとおる寒卵   愛甲敬子  文月や童画切手の便り来て  吉田麗子  切手帳の雨傘美人幾星霜  アロマ  いつか見し絵巻物にも柿紅葉  高田風人子  高きへ流るる南画の川や夏料理  中村草田男  傘にくるみどりの飛沫童画展  能村登四郎  春昼や壁の洋画にとりまかれ  上野泰  初夢といふ一巻の絵巻物  鷹羽狩行  浮世絵の景河尻の白魚漁  右城暮石 天水  浮世…