背に腹は代えられない
エネルギーは、社会を動かすために欠くことができない必需品である。 一方、炭素を主成分とするエネルギー源(石油、石炭などの化石燃料)は、消費により、大気中の温室効果ガスを増し、地球温暖化を進めてしまうので、極力消費を減らすことが求められている。 そのため、正味の二酸化炭素排出を減らす方針が求められており、わが国も2050年にはカーボンニュートラルと称して、それを目指している。 しかし、ロシ…
エネルギーは、社会を動かすために欠くことができない必需品である。 一方、炭素を主成分とするエネルギー源(石油、石炭などの化石燃料)は、消費により、大気中の温室効果ガスを増し、地球温暖化を進めてしまうので、極力消費を減らすことが求められている。 そのため、正味の二酸化炭素排出を減らす方針が求められており、わが国も2050年にはカーボンニュートラルと称して、それを目指している。 しかし、ロシ…
前日記で、地球温暖化に関与するとされているCO2の話を書いた。温暖化の事象において犯人はCO2であるとしたい人達がいて、さかんに情報を流している。いまやCO2犯人説が定説にまでなってしまった。 この仮説は根拠がないのだが、専門家はそれをあまり言いたがらない。時流とは恐ろしもので、それに逆らうことを口にすることを憚っていると思われる。 温室効果ガスというものが知られていて、これは地球にかぶせた…
世界は、「地球温暖化を防ごうという気があるのか?」と疑いたくなる。答えはノーと考えざるを得ない。気持ちとしては防ぎたいが、他の課題があって、温暖化抑制を最優先の目標にできていない。 このように、世界が本気でやろうとする状況にはない。 既に温暖化は相当進んだ段階にあり、なおも着実に進行している。 今の程度で抑えようとすることさえ不可能である。既に大気中には温室効果ガスが十分に蓄積されており…