< 晩 夏 > ヘルマン・ヘッセ また一日と晩夏が贈ってくれるものは あふれる心地よい温かさ まあるい花房の上を 一羽の蝶がものうげに羽ばたきあちこちに漂っている 金のビロードのように燦めいて 朝晩は息づいている しっぽりと薄い霧に湿りながら ほら霧はまだぬくとい 桑の木からキラリと輝いて 一枚の黄色く大きな葉が…
我が家のトラ猫の散歩はいつもお土産を持参する。 晴れた日の葉っぱだったり小枝の時はまだ良いのだが。 最近はトカゲを咥えて帰ることが多くなり困ってしまう。 「きゃあああ~っ!」 と言う家内の声で飛んで行くと床を這うトカゲ。 3匹の猫の内一匹だけなのでよっぽど動く物が好きか。 昨日は庭の茂みの影でコソコソするので見に行った。 案の定トカゲを捕まえて遊んでいる所だった。 遊ぶと言うよりイジメに近い…