「小田切常雄」の日記一覧

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11、『御勅使川』(小田切常雄著)は江戸時代の尚武と桔梗の恋を巡る物語なり

『御勅使川』 小田切常雄著 銀河書籍  2020年1月12日発行 ーこの本は、山梨県立文学館読書会の仲間の小田切常雄さんが、自費出版した、歴史小説である。初めて出した『新聞 忠臣蔵 逕直と内蔵助』が、日本自費出版文化賞入選以来の、2作目である。初出版も評価されたが、この歴史小説は、江戸時代の幕府の甲府勤番支配の中を生きた武士や甲府盆地に住む人々の暮らしが、それぞれの個性豊かな登場人物の様子などが…

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文学の友の小説「みち直と内蔵助」赤穂浪士描き居り

 県立文学館の読書会のメンバーの小田切さんが、自費出版で、小説「新聞 忠臣蔵 みち直と内蔵助」を発行し、頂いたので読んだ。  とにかく、読了するまで、読み辛かったりして、苦心して読んだ。  読了して、これは、良い物語だった、と思った。  この小説は、武田家臣で、「惣藏の片手千人切り」と言われた、武田勝頼が最期を遂げたときに、忠臣の活躍をした土屋惣藏と言う武将を祖先にもつ、土屋みち直という旗本と赤…