「曜変天目」の日記一覧

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静嘉堂の曜変天目

四月下旬の陽光は頼り無い。暑くも寒くもないのだ、がそれでいて日陰に行くとかなり涼しい、少しでも風があろうものなら寒い。日なたはポカポカして気持ちは良いのだが、少しでも厚着していると暑く感じる。その時その場所により違い、誠によりどころがないのだ。 そんな陽気の中、以前から気になっていた世田谷の静嘉堂文庫美術館の国宝曜変天目茶碗を見に行った。 先月、京都のMihoミュージアムに行き、大徳寺の曜変天…

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曜変天目(静嘉堂)

「曜変天目」(静嘉堂)を観る。世界で3つだけ、それも本家中国になく、日本のみが保有するスーパー国宝で、キングオブ骨董だ…^_^。何年か前に、なんでも鑑定団の中島誠之助が、中国の露店で売られているガラクタを、4つ目の曜変天目発見と大騒ぎし、その割には2500万円といい加減な査定をして、信用失墜となったが、この静嘉堂の曜変天目は、徳川家光が春日局に下賜したものであり、値段のつけようがないと思う(^ …

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国宝 曜変天目を観てきました

灼熱の窯の中で土と釉薬とが溶け合い、奇跡的な変化を起こす、それが窯変。中国では出来損ないの失敗作とみなされ、捨てられたが、日本では茶碗の半球に広がる宇宙の星々のようにみなされ、茶の湯の広がりとともに多くの戦国武将に珍重されて曜変天目と呼ばれるようになった。 日本に三点ある国宝の天目茶碗の内、大徳寺龍光院所蔵のものは滅多に公開されず目にすることはできないが、今回京都に隣接する滋賀県の甲賀の里にあ…

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静嘉堂文庫Mから五島M

昨日、静嘉堂文庫美術館へ行き、国宝「曜変天目」が特別公開されている企画展「酒器の美に酔う」を鑑賞してきました。 青銅の杯や柿右衛門様式の水注、蒔絵の印籠も見ごたえが有りましたが、なんといっても観たかったのは、「曜変天目」でした。 四方から鑑賞できるように、周りを透明なケースで囲っての独立展示でした。 前から眺め、横から眺め、しゃがんでは眺め、反対側からも眺めで、六周しました。 青色、深い藍、光…