殆どの歌手やバンドが屈服するなかで、60年代前半に始まったビートルズ及びBritish Invasionの来襲にアメリカ人として一番善戦した人の一人がジョニー・リバースである。ハリウッドのWhisky a Go Go というゴーゴークラブ(当時はクラブは勿論、ディスコという呼び方もまだなかった)に開店3日目から専属歌手として活躍した。イタリア訛りで鼻にかかった声で歌う彼の曲の殆どがノリノリのR&…
夜中に痛みが出て起きてしまったので、気を紛らすために昨日の分を書くことにした。
The Bandはアマチュアのロック愛好家は勿論だが、プロのミュージシャン達に多大な影響を与えたグループとして尊敬されている。例えばエリック・クラプトンはこのアルバムを自分の人生を変えたものと呼び(これと恐らく写真に挙げた二枚目のThe Band)を聴いて、自分の音楽が演奏に重点を置きすぎるあまり、歌詞や歌唱が…
一度や二度では聴いても良さが判らないが、何度も聴いているとだんだん良くなって離れがたくなるというタイプの歌手がいる。私にとってはジャックソン・ブラウンもその一人である。彼は70年代の初頭にEaglesなどに曲(Take It Easyも合作)を提供していたが、その後ソロになって成功を収めたシンガーソングライターである。彼のジャンルを強いて分類するとモダンフォークロックということになるのかな。
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私のプロファイル写真に使っているジョー・サウスはLPを買って聞いていた頃よりも最近になって再発見した人だ。
南部出身でナッシュヴィル周辺でサイド・ミュージシャンとして活躍していたことからカントリー系に分類されることが多いが、ロック・フォークにまたがった幅広いSSWでギタリストでもある。
自分で書いた曲を歌うようになってからGames People Playのグラミー賞など有名になったが、彼の…
Tony Joe Whiteを知らなくても古い洋楽ファンであればエルビスの歌ったPolk Salad Annie やBrooke Bentonでヒットした Rainy Night In Georgiaはご存知と思う。これらの曲を書いたのが彼である。ルイジアナの綿畑でSwamp Bluesを聴いて育ったという如何にも南部の田舎っぽさが大好きだ。
この一曲だけでも聴いてみて欲しい。私の知る限り一番…
大体どのバンドも歌手も一番いいLPはデビュー直後の2~3枚と相場が決まっている。やはり当事者の力の入れ方が違うのと、新鮮さなのだろう。
このLPも彼の実質デビュー盤である。BBCの小人数のライブ盤17-11-70と迷ったが、こちらを選ぶことにした。
I Need You to Turn to:
https://www.youtube.com/watch?v=UGEjzeoW2FI
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