「鳥越碧」の日記一覧

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鳥越碧 の 陶炎 古萩 李勺光秘聞(とうえん こはぎりしゃっこうひぶん)

★3.4 朝鮮の役で半島から連れてこられ萩焼の祖である陶工・李勺光とその妻となった志絵の物語。 秀吉は朝鮮の役で半島で既に名声を得ていた李勺光と弟の李敬の一門を毛利家に預けた。日本では茶道の繁栄に伴い、高麗茶碗がもてはやされていたのだ。 毛利の中級家士である夫・田澤誠之助が戦死したことで寡婦となり、息子を婚家に残して実家に戻らざるを得なかった志絵。 志絵は徒組の組頭・瀧川作左衛門の娘…

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鳥越碧 の 波枕 おりょう秘抄

★3.5 龍馬の妻・おりょうの生涯を描く。 物語は明治8年(1875年)、35歳のツルという名で西村松兵衛の幸せな妻を演じるところから始まる。 そしてここからカットバック手法(現在と過去を交互に描く)で語られていく。 高名な医者の父と公家の出の母、2人の妹と2人の弟を持つ。その父親が没すると、一家の生活はおりょうの双肩に。 勤王の志士を匿う宿に働くうちに龍馬を知るが、おりょうの名も敵対勢…