不思議バラ物語 ~風~
いつ見ても、荒れた庭だけど、五月の今どき、きれいで可憐なミニバラが、フェンス越しに咲き乱れている。 一年に一回逢いに来る恋人みたいな、なぜか、そんな感じで、花は、より紅く、話しかけているような風情である。 だれが住んでいるのか、それとも、住んでいないのか、まるでわからないけど、風に揺れる花は、夢見心地なのだ。 あっ、ドアが開いた! こちらを見つめる瞳が、少しだけ青かったみたいな。 すぐに、閉まっ…
いつ見ても、荒れた庭だけど、五月の今どき、きれいで可憐なミニバラが、フェンス越しに咲き乱れている。 一年に一回逢いに来る恋人みたいな、なぜか、そんな感じで、花は、より紅く、話しかけているような風情である。 だれが住んでいるのか、それとも、住んでいないのか、まるでわからないけど、風に揺れる花は、夢見心地なのだ。 あっ、ドアが開いた! こちらを見つめる瞳が、少しだけ青かったみたいな。 すぐに、閉まっ…
今日は久しぶりにカミさんとウォーキングに行く予定だ どのコースにしようか考えている時間も楽しいものだ お昼ご飯はカミさんが回らないお寿司屋さんに行きたいらしい 沢山の新緑とツツジに出合いたい 一つだけ注意をしなければいけない重要な事がある それは信号機を決して信じ込まない事だ 青信号の安全神話はもはや存在しないからだ 信号機の意味は単に横断が可能な合図に他ならない 続く