「千年の恋歌」の日記一覧

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父の絵日記 千年の恋歌 恋人と呼びたい

父の絵日記 千年の恋歌 万葉集より(詠み人不詳) 妹(いも)と言わば 無礼(なめ)し恐(かしこ)し しかすがに 懸(か)けまく欲しき 言にあるかも 意 恋人と言うには無礼で恐れ多い でも あなたにつけたい言葉だなぁ

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父の絵日記 千年の恋歌

父の絵日記 千年の恋歌 万葉集より(詠み人不詳) 住吉(すみのえ)の 小集楽(をづめ)に出でて 現(うつつ)にも 己妻(おのづま)すらを 鏡と見つも 意 住吉の橋のたもとの野遊びに出てところ 本当に 自分の妻ながら 鏡のように 美しく輝いて見えたよ。   ↑ どうだ! 俺の嫁さん 綺麗だろ~~ ・と思うは 夫の欲目というものだろうけど    こういうのって 良いよね。

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千年の恋歌

恋ひ恋ひて 逢へる時だに  愛(うつく)しき 言尽くしてよ 長くと思はば 大伴坂上郎女 意味 恋しくて恋しくて 思い続けてきて  やっと逢うことができたその時だけだけでも 優しい言葉を たくさん言ってください。 二人の関係が長く続くと思うのなら。

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千年の恋歌シリーズ 和泉式部

黒髪の乱れも知らずうち臥せば  まづかきやりし人ぞ恋しき 「あまりの悲しさに思い乱れて、髪がめちゃくちゃになるのもかまわずわっと泣き臥すと、こんな時にはすぐ側に寄って、髪を撫でては慰めてくれたあの人の事が恋しくてなりません」 『和泉式部集全釈[正集篇]』(佐伯梅友・村上治・小松登美著)