「いまここ」の日記一覧

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加齢or詩中

祖父も祖母も、父も母も、もういない。同級生も欠けていく。自分もいつか旅立つだろう。 でも、70歳を前にして思う。肉体と共に人生が終わる訳でない。いつも今ここが始まり。

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『折々の言葉(朝日新聞)から』(引用)

★ きのふのための悲しみか  あすの日ゆゑの侘しさか  きのふもあすもおもはぬに  この寂しさはなにならむ(竹久夢二) ★ 回想や期待、悔恨や希望といった  過去もしくは未来という  不在の時への想いでなく  〈私〉が今ここに在るという  その一点に滲み出てくる寂しさを  画家は詩「けふ」でこう詠う  別の詩「孤独」では  《いさかひをする時だけが「私達」  人はみなひとりびとりだ  キスする…