「読書日記」の日記一覧

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『二律背反』 読書日記1933

本城雅人『二律背反』祥伝社(図書館) 週刊誌の書評により、図書館に予約していたものが昨年末に順番が回ってきた。だからこちらを先に読み出したのであるが、結果的には読了が遅くなってしまった・・ 内容紹介によると 「おれにとってはおまえが正義だ」 独自のコーチ哲学を貫くプロ野球の投手コーチ二見が 球界の闇、盟友の無念に迫るミステリー! 13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げた。 なぜ今に…

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『再会』 2024読書日##1932

諸田玲子『再会』文藝春秋(図書館) あくじゃれ瓢六シリーズの4冊目。昨年末にまとめて4冊借り出したうちの3冊目で、今年最初の読了本となる。実際の出版時期を見ると100円第3巻の『べっぴん』の出版が2011/11/10であり、本巻が2013/07/10なので2年弱の隔たりがある。けれども、本作では前作から数年(あるいは10年近くか)経っているのである。 内容紹介によれば 中年になった色男・瓢…

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読書日記を日記として書きます

私は昨年5月にとあるコミュに入って、大体週3回の割りで読書日記を書いてきました。 ちょうど1年間かかって2023年の日記をアップしましたけれど、ちょっと思うところがあって読書日記を自分の日記として書くことにいたしました。 カテゴリは単純に「読書日記」としたいのですが、事務局が用意したカテゴリには無いので、一番近い分野にいたしました。検索タグを「読書日記」としますので、これで検索すれば、同一カ…

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博覧強記の読書ガイド

 阿津川辰海の「阿津川辰海読書日記-かくしてミステリー作家は語る<新鋭奮闘編>-」を読了した。著者は現役の東大生時代に、光文社の本格ミステリーの新人作家発掘プロジェクト「カッパ・ツー(KAPPA-TWO)」に合格し、「名探偵は嘘をつかない」で第一期デビューしている。本書は多読家で知られる著者の読後感想、文庫本の解説や読書に関するエッセィを収録した作品集である。  本書は三部構成であるが、第一部…