「松島の月」の日記一覧

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『おくの細道』に記された松島について、新発見・・・紹介。

1689-5-9と書いた芭蕉と曽良が訪ねた松島は、遂行に推敲を重ねて、『おくの細道』にたびたび登場する。 冒頭には、「松島の月、まづ心にかかりて」、「月海に映りて、昼の眺めまた改む」、「予は口を閉じて眠らんとして、い寝られず」、「松島は笑うがごとし、象潟は恨むがごとし。 陽暦でいう5-9は、夏至の頃・6-25に当たる。果たして、実際の月は、海に映ったのだろうか・・・。学者の通説では、映るはず…

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月松島を撮る…これが私・松島芭蕉の習慣です・・・。

月と地球が今の位置になったのは、いつ頃か解りませんが、松島湾が今のようになったのは6500年前の縄文後期です。それ以来、毎月満月を見ることができます。 芭蕉が松島をたずねたのは46歳の時です。「3里に灸すうるより松島の月、まず心にかかりて」と、『おくの細道』冒頭に記しました。 松島生まれの私も、46歳から松島の月を撮り始めました。 もっとも古い松島の月の絵は、親鸞聖人の祖孫にあたる覚如上人が松島…

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8-8読売新聞・日曜版に掲載された「松島の月」を8-22の月松島実景

新聞掲載の月松島風景は、川瀬巴水の版画であった。 この構図は中秋の名月だから、来月の風景になる。月は毎日動いて、繰り返している。 昨日の8月22日はあいにくの曇りで、一瞬の満月しか見えなかった。西行戻しの松から撮影した。 たくさんの方から拍手を頂いた月松島をお届けします。 来月は、仲秋の名月なので、貸し切り船から灯籠を流して楽しみます。 ぜひお越しください。1枚目が15年前に撮った巴水と同じ雄島…

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2021-8-8 読売新聞朝刊「日曜版」に松島の月が掲載。

今日は、東京オリンピックの閉会式がある。 残念ながら、満月には程遠い。 日曜日の朝、新聞を広げると自分の名前が見える。 猛暑が続く朝には、清々しい気分である。普段は地方紙にたびたび掲載されたが、全国紙掲載となると格別である。 趣味人の方々にも、このニュースを知っていただき、私の故郷の満月を慕ってほしい・・。 9-21日が仲秋の名月・陰暦8月15夜にあたる。 9-20は敬老の日で休日である。遊覧船…

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「名月や北国日和定め無き」芭蕉の心もち

10-12(土)は栗名月・・・台風19号で、遊覧船も欠航。結構毛だらけ、猫はいだらけ・・・65名の遊覧船もキャンセルで、順延手続きにおおわらわ。 2020-6-6に順延とした。 翌日は、松島も台風被害にあい、近所の親せきが床上60㌢の大被害・・朝から片付けにおおわらわ・・・。 夕方5時に、満月を追いかけて、いざ撮影場所へ…急行。 戻って、ラグビー観戦のため、風呂を浴びて、晩酌しながら、日本を応援…

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宮城県地方紙「河北新報」に、10-8(火)掲載の写真。

朝刊をみると、楽天敗戦と阪神が後楽園進出の記事であった。 今一つ、4面には「仁王島を照らす月」という私の写真が掲載されていた。 9月14日・中秋の名月を小舟で撮影したものである。 外洋の仁王島は荒海にもまれながら、撮影した苦心の作品である。 念願かなって、これまた新聞に掲載されて、胸を撫で落としている。 問題は、週末の10-12(土)の栗名月である。台風の影響で、松島に晴れ間がない予報状況であ…

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地元紙「河北新報」朝刊9月9日に掲載記事が・・・・。

松島に生まれ、松島に在住して70年を今年迎えたようとしている。 新聞に自分の名前が出るということは、めったにないこと・・・・・50歳を機に、ボランティアガイドを努めて20年になる。だから、おかげで毎年1度は新聞に本名が掲載されてきた。 「ふるさと」の歌詩を思い浮かべ、松島の月明かり照らされた金波と銀波の自然景観にあこがれた芸術家は、最も有名な詩人であり、武将であり、外国の科学者もいたことが知ら…

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必見の「撮って置き」年に一度の松島渡月橋

古い川柳に、「月々に 月観る月は 多けれど、月観る月はこの月の月」という訳で、年に一度しかお目にかかれないのが、渡月橋の金波である。 どこでも月は、丸く見える。しかし、月の出を過ぎると 金波が海に映る場所は限られる。 その一つが松島の海である。中でも夏至の満月にしか、渡月橋は赤く見えないのである。 わたしにとって、心の世界遺産でもある。 しかも、いつでも入場無料の指定席で、月景色を独り占めできる…