「マルコ・ポーロ」の日記一覧

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フランシス・ウッド『マルコ・ポーロは本当に中国へ行ったのか』粟野真紀子訳、草思社、四六上製、222頁、1997年、読了。

 狭い台所の一角に積まれている本に目がいった。ラヂーシチェフの旅本(寸時中断して)が、このウッドによるマルコ・ポーロの旅の検証本『マルコ・ポーロは本当に中国へ行ったのか』へ意識を向けさせたのか。手に取ると、第六章62頁の耳が折られている。ここまで読み中断したのか、と移り気な僕を笑う。20年越しに再読しようではないか。検証本であることを念頭に置いて読むのがいい。さあ、今回は読み通せるか、「作家創造…

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チャリーン

「人間関係良好のための、ディペートを含めた話し方の勉強をする」 「S話会」という公民館のサークルのそんな趣旨を知った時、私の好奇心の針がピピピッっと動いた。 それじゃあ, 口下手で! 無口な! 私でも! お話上手な人間になれるかもしれない! コミュの管理人をやっていると、お話上手で場を盛り上げられたらどんなにいいだろうと思うことがしばしばである。 そこで早速そのS話会を見学させてもらった。 …

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東洋文庫「マルコ・ポーロ展」から読響「第九」演奏会へ

寒さも厳しくなってきた。雨模様で風も強い。うっかりするとつい出不精になりがちだ。  しかし、wakohは今日は(日が替わって昨日はになってしまったが)思い立って、まず本駒込にある「東洋文庫」に出掛けた。「マルコ・ポーロとシルクロード世界遺産の旅」が、この26日までで終わってしまうからだ。一度は行ってみたかった。「西洋生まれの東洋学」と言う。何とその所蔵する蔵書・資料は100万冊に及ぶという。そ…