「木の芽風 」の日記一覧

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美術館芽吹きの絵に立ち止まる

 この谷間たえず風あり樹々芽吹く  岡田日郎  ごつごつのどこから芽吹く百日紅  庄中健吉  資生堂前の焼跡芽吹き急  加藤耕子  静かなる忙しさにあり木々芽吹く  富安風生  釜の里青空に芽吹き麗しく  アロマ  ひるはすこしおくれて木の芽田楽の花ぐもり  荻原井泉水  とぶ雲の光り木の芽にうつろへり  高浜年尾  街路樹の芽吹く蘇州を手秤に  荒井まり子  しろじろと月光…

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フランスより帰朝吾子と鮨を食べ

 あなご鮨うまし夕潮満ち来たり   谷迪子  バーコード貼りし鮒鮓もらひけり  松倉ゆずる  三の酉舌に冷たき鮨の貝  野澤節子  上方の穴子押鮨春の宵  國島十雨  南座にまねき上がりてぬくめ鮨  三輪陽子  大船の駅に鰺の鮨を買う  アロマ  名月や屋台の鮨の美しき  碧童  圧石の力うつりし鮎の鮓  長谷川櫂  夕立や鮓売る男しとゞ…

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娘の幼児布団はミッフィーよ

 鳥の声よく響く日や蒲団干す 佐々木よし子  目覚めては布団引き上ぐ寒夜かな 久永つう  ほんのりと日向のぬくみ干蒲団  石川かおり  水色の軽い肌掛け温かく  アロマ  客人に干した布団と囀と 瀬川公馨  娘の幼児布団はミッフィーよ  アロマ  積み上げし蒲団の嵩や木の芽風  大場ひろみ  梅の香を布団と共に取り込めり  山崎稔子  深々…

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如月の街の郵便局へ寄る

   「アロマ」の句  朝の間に淡雪降って昼は晴れ  如月の夕餉に大根おろし美味  旅の宿山の中腹朝露天  春の径歩めば野草色碧く鳥の声して心弾むとき  通学路辛夷の二輪高く咲く    街道に枝垂れ桜の紫よ    冬の沖縄温し蘭の園    首里城に登る石段頑張って  二階の喫茶で苺のケーキ食ぶ  如月の街の郵便局へ寄る …

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木の芽和え筍スライス風味良し

 遅き日やスタンドバーに人の影  山下健治  遅き日の惣菜にほふ町に降り  井上石動  遅き日のつもりて遠きむかしかな   蕪村  三ノ輪より遅日の路面電車かな  服部早苗  遅き日の買い物ちょっとそこまで アロマ  ステンドグラスの窓に遅日のスマホ繰る  岡田桃子  朝寝してすみからすみまで明るかり  柴田由乃  朝寝して取り戻したる意欲かな  稲畑汀子  朝寝…

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『日々の俳句』木の芽風

✫ 紺碧や句心起こせよ木の芽風     闌音 ✫ 木の芽風渡る葛飾ハープ橋      葛飾=かつしか *かつしかハープ橋 綾瀬川にかかる橋で、首都高速中央環状線四つ木ICと平井大橋ICの間に位置する。世界初の曲線斜張橋で、S字型の曲線桁を高さの異なる親子2本の塔から張ったケーブルで吊る、という複雑な構造。ライトアップされた夜は、幻想的な風景となる。その形状から、楽器のハープのようだと名が…

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『 花の門超えれば会うか魂よしき 』物真似575zqy02

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 物真似575zqy02 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 物真似575zqy0205 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――       花の門超えれば会うか魂よしき ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪―― 01 いつの日も花散るまでの春を待つ 02 喜寿までを喜び煽れ木の芽風 03 玄牝の花の門にて硬直…