「金木犀の香」の日記一覧

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季節の贈りもの

 夕方外出したら  金木犀の香を嗅いだ  一瞬だが良い香り  花が近くにあるのだろうが  分からない    季節の贈りもの  嬉しいな!  走りつつ車の窓を  少し開けていたら  虫集く声も微かに聞こえてきた  湿度は高く気温も低くはない  地面が濡れているので  さっきまで降っていたのだろう   《再掲載》 2016年9月28日

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仄か金木犀の香は爽やかに

   「アロマ」の句  仄か金木犀の香は爽やかに  公園のベンチさながら秋風情  境内の紅葉盛りに逍遥す  列島に台風再三襲来す  屋根瓦月の光に煌めいて  甲州葡萄茶の小粒犇めいて  秋刀魚焼き吾子と夕餉のテレビ見る  屋上に冠雪の富士を見に行く  夕茜城下町の白壁に  冬支度吾子のコートを買いに行く       「阿部みどり女」の句  月下美人一分の隙もなきしじま…

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薄紅のマニュキア光る指先に黄緑色の斑入りの指環

      「アロマ」の歌  ユーチューブにて聞く歌手スラバ「真珠採りの歌」見事さに冠  道すがら金木犀の香匂って秋の色知る季節となりぬ  秋の風物問いたげに柔らかく密やかに吹く裏木戸辺り  カナダの木立ち高くジオラマの様な人々漫ろ行くなり  桜島溶岩の道行く朝にカーラジオから「美しき蒼きドナウ」  霧島温泉にて下車停まっているバスに乗り終点の…

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金木犀の香―大相撲14日目のハイライト

昨日13日目には、今場所2度目の国技館での観戦だった。その模様の一端はすでに日記にも書き記したとおりだ。  今日は一日中在宅した。鬱屈した気分になると、庭に出てみた。金木犀の香が微かに漂ってくる.中秋の到来を象徴するかのように。  自慢ではなく、恥曝しそのものなのだが、荒れ果てた庭では、それでも金木犀を初めとして、もう2ヶ月も咲いているさるすべり―よく百日紅と言ったものだー、盛りは疾うに過ぎ…