通学路高き頭上に辛夷咲く
いつの間に風冷えて来し辛夷かな 星野立子 なにを得し取材手帳や夕辛夷 佐藤信三 街道の辛夷は白い花付けて アロマ 一むきに蕾ならびて辛夷かな 星野立子 まつ白な旅のはじめの花こぶし 杉山マサヨ 山辛夷ぱらりと咲いて田ごしらへ 飴山實 烈風の辛夷の白を旗じるし 殿村菟絲子 白鳥帰るころか辛夷の花咲いて 鈴木栄子 満月に辛夷明り…
いつの間に風冷えて来し辛夷かな 星野立子 なにを得し取材手帳や夕辛夷 佐藤信三 街道の辛夷は白い花付けて アロマ 一むきに蕾ならびて辛夷かな 星野立子 まつ白な旅のはじめの花こぶし 杉山マサヨ 山辛夷ぱらりと咲いて田ごしらへ 飴山實 烈風の辛夷の白を旗じるし 殿村菟絲子 白鳥帰るころか辛夷の花咲いて 鈴木栄子 満月に辛夷明り…
市民センターに出掛ける途中で中学校前の道路にゴミ散乱。 歩道に飛び散った大きなレジ袋が在ったので車から落とした? それを車が轢いてグシャグシャになっているのが分かる。 とりあえず時間が無かったので通り過ぎたが帰りに寄った。 時間が経っているのにゴミは散らばったままで風に吹き散る。 とりあえず近くの駐車場に停めて慌ててレジ袋片手に走る。 順番に拾い上げて行くが車道上は車がスピードを…
掌に愛す芙美子旧居の霜柱 神蔵器 霜柱日の射す方へ倒れけり 小泉晴露 風音のして霜柱倒れけり 今瀬剛一 計りたきほどに伸びたる霜柱 石川元子 霜柱老化しながら進化する 篠田純子 一所霜柱たつ通学路 樋口育代 踏みに行く空地はどこも霜ばしら 倉持梨恵 霜柱啼かせて故郷を発つ一歩 上野進 霜柱ひとりの音をたてて来る …
うつうつと鬱出られず菜種梅雨 加藤早記子 菜種梅雨どんよりと空灰色に アロマ かほぬれて門辺水仕や菜種梅雨 森川暁水 黴 くらしの灯いきいき点す菜種梅雨 鈴木真砂女 夕螢 をうをうと爺が鳥呼ぶ菜種梅雨 原田喬 タンカーに豊葦原の菜種梅雨 岡 あきら 伊勢路より伊賀に岐るる菜種梅雨 古舘曹人 砂の音 包丁を研ぎにほはせて菜種梅雨 長谷川浪々子 咳こ…