と云ってもすんなりと現れた訳ではない。 　 　恒例の芋掘りは、夏野菜～トマト・胡瓜・ナスなどがほぼ終わって、収穫の楽しみが途絶えた頃にやって来る。で、その芋は私の畑ではご存じのように三種で、さつま芋に里芋と山の芋。 　今年は植え付けが遅れたさつま芋は月末まで待たねばならず、里芋もまだ小さくて掘り出しは不可。となると目が行くのが山の芋だった。 　先日、ムカゴを収穫してこれも恒例で既にむか…

枯れ蔓に　誘われて掘る　山の芋　掘れども見えぬ　芋の足先 山の芋　掘り始めれば　止めどなく　患う膝と　血圧忘る 新米の　ちらつく夕餉　とろろ飯 　山芋掘れば　汗して掘れば　　 写真１．１０月２４日（月）直径＆深さもほぼ９０㎝の穴を掘った。 　　 　　２．この日は複雑に絡み合って成長した３本の山の芋だった。約２キロの収穫。 　　 　　３．翌２５日/本日にはさらに大きな…

　山霧透き臥龍の如し雄物川 　松崎鉄之介 　山霧や鋼のつやの漆壺 　今瀬剛一 　 山霧に囚はれの身となりにけり 　稲畑汀子 　山霧に百合の匂ひの濡れてをり　 山下美典 　山霧に囲まれ一人安堵する　　アロマ 　山霧のきれ間切れ間をちんぐるま 　山本耀子 　山霧の降りて来さうな夕べかな　 稲畑汀子 　夕映えと山霧混ざり夢幻境　　アロマ 　奔放に湧く山霧のラプソディー　…