硝子越し宵の明星目の前に
夜汽車まで雨の焼野の匂ひかな 阿久津都子 観望の阿蘇の焼野の果てしなく 鈴木むつ子 降り立てば焼野の匂ひ残る風 安原葉 故郷に焼野という地名あり アロマ ひとところ焼野のぬくみ踏んでゆく 小原芙美子 さみどりに生命の萌す焼野かな 荻野照 高原の摘まめさうなり春の星 森清信子 思ひ出は時に宝よ春の星 柴田靖子 大玻璃に透けて富嶽と春の星 今井妙子…
夜汽車まで雨の焼野の匂ひかな 阿久津都子 観望の阿蘇の焼野の果てしなく 鈴木むつ子 降り立てば焼野の匂ひ残る風 安原葉 故郷に焼野という地名あり アロマ ひとところ焼野のぬくみ踏んでゆく 小原芙美子 さみどりに生命の萌す焼野かな 荻野照 高原の摘まめさうなり春の星 森清信子 思ひ出は時に宝よ春の星 柴田靖子 大玻璃に透けて富嶽と春の星 今井妙子…
去る2月6日に復帰してより張り切りすぎて予後の身体に負担をかけてしまい、少々疲れましたので少しの間俳句日記をお休みさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m 楪 ※ こんぺいとう舌に転がし春北斗 楪(ゆずりは)
さくら散るときはつきりと幹と枝 波止影夫 しづかさや梅はつきりと冬ざしき 陽和 セーターを着るとき垂れ目はつきりと 小島健 とどこおる処はっきり春の水 高澤良一 寒暑 なまこ獲り墓がはっきり見えてくる 八木原祐計 はっきりせぬ虹の七彩折衷案 高澤良一 暮津 はつきりとべつたら市の麹粒 松村幸一 はつきりと霞の中に鳶黒し 霞 正岡子規 はつきりと…