日記24の続きである。 この本はあまりピンとこなかった。何を書けばいいのか素直に出てこない。それゆえ文章も散漫になる。ヒットするのは、俗っぽい事ばかり。高尚な事にはなかなかヒットしない。以下思いつくまま感想述べる。 まず、本のタイトルは女たちのテロル。なんとなく、彼女たちのテロルを肯定的に描いているのは疑問がある。テロを容認しているのか? 広辞苑によると、テロルTerror ドイツ語 …
ブレイティみかこ「女たちのテロル」岩波書店読了。以下は自己の記録で公開に堪えがたい自己満足の駄文である。12月には日記終了するので、数確保の為粗製乱造で書いている。 最近は彼女の著作を沢山読んでいる。行きがかりで読む羽目になったが、取りあえずこれで打ち止め。さてこの本は、三人の女の生き様を描いている。 どん底の境遇で育つなか、体で思想を獲得し、国家と対決した金子文子(1903-1926)…