「岸和田城」の日記一覧

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岸和田城と八陣の庭

岸和田城 今の岸和田市は、楠木正成の一族である和田氏が1334年に 当時、岸(海岸)と呼ばれていた今の地に城を築き、住み着いたことから、岸の和田氏という言葉を詰めて岸和田と呼ばれるようになった。 戦国時代、秀吉による根来攻めの後、秀吉の叔父小出秀政を城主にし、この頃(1585年)天守閣も作られた。 その後、岡部宣勝が藩主に封じられ、明治維新まで13代岸和田藩を統治した。 明治維新の廃藩置県で城は…

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冬の岸和田城

大阪の「岸和田」と言えば、夏の「だんじり祭り」を思い浮かべる方が多かろう。 いかにも大阪らしい勇壮果敢な、街中を高速で突っ走る御輿の上で、若い衆がはっぴ姿でピョンピョンと跳びながら、練り歩く祭りである。 冬の今は、その熱気も冷めて、街も静まっている。 年賀状を書く折りに、去年物故したこの町出身の先輩をつい思い出して、来て見た。 折しも冬の空っ風が吹き、今にも降り出しそうな天気だった。