筍の仄かな香りと舌触り アロマ 筍は掘りたて泥の重量感 林翔 筍は濃くして竹は淡かりき 相生垣瓜人 明治草 筍は雑草園をよろこべり 阿波野青畝 筍が出る金色の尖見せて 右城暮石 虻峠 筍が描かしめでは措かぬなり 相生垣瓜人 負暄 禅寺の筍を眼で掘り出せり 鷹羽狩行 和布と筍を醤油で煮占めて アロマ 竹となりゆく竹の子すなほなるかな 種田山頭…
今朝は昨晩12時に寝たのに、6時に目が覚めてしまった。 鼻が詰まって息苦しかったためだろう。 嫁さんは同級生の旅行で居ないから、犬の散歩に行かなくてはと思い、出掛ける。 帰って作り置きしてあったカレーを食べて孫に頼まれていたソーメン流しをする為、竹を1本切って来なくてはとはたけにでかける。 タケノコが結構生えていた。1m近くなったやつは先をちょん切る。30㎏入りのコメ袋一杯になった。 …
お寺の竹の子竹になつた 種田山頭火 草木塔 ここらしづか筍を煮るにほひのみ 山口青邨 たかんなの先を五重塔へ向け 鷹羽狩行 たかんなや隠岐に渡来の八百比丘尼 角川源義 たかんなや風出て竹の騒げるに 石川桂郎 四温 たかんなの短剣反りに出でしかな 鷹羽狩行 ゴム長で筍の先探し出す アロマ たかんなの雨音に倦み法師の湯 角川源義 三本の大筍の一つ描く…