「ウクライナ紛争」の日記一覧

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「講釈師 見てきたような 嘘を言う」ー シリーズその⑦最終編

 このシリーズの日記の最終編です。この日記の主人公は複数人登場しますので、読み手の方も勘違いしないでください。  最初の登場人物はその⑥篇で登場したセルゲイ・カルガノフです。 先の日記では、彼自身は利己の精神も利他の精神も持ち合わせた日本人と国民性や道徳観が酷似しており,所謂ハト派の人物であるというニュアンスで紹介しましたが、実は、M君からの情報や英BBCのWEB版のニュースを読み解くと…

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「N名誉教授 見てきたような 大嘘ばかりつく」ーシリーズその⑤編

 ウクライナ紛争が勃発して以降、このN名誉教授はマスコミやYou Tube への出演がひっきりなしの大忙しの感じという状態ですね。 あちらこちらで大嘘大法螺を吹き回って、さぞ大枚の出演料を手にしたことでしょうね。  特に匿名にする必要もなく、私の日記の中では数回登場していますが、本人の名誉の為に今回は敢えてN名誉教授としました。 実はこのN氏は、私の出身大学の名誉教授であり、ロシア研究…

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Tシャツのおじさんは国連の演説で何を得たのか?

 先の日記で、Tシャツのおじさんウクライナのゼレンスキー大統領が国連本部で演説をした際には安保理の理事国側の聴取者はバイデン米国大統領だけで他国の理事国側は全員欠席であったということを記述しました。 その後演説会場の写真を引き伸ばしてみても、理事国以外の国連加盟国の席も大量に空席が目立つ状態でしたね。 ☆☆☆ 以下MSN NEWS WEB 版より ☆☆☆  ウクライナ ゼレンスキ…

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ウクライナ紛争の本質はなにか?

 今般のロシア VS ウクライナの紛争の始まりは2014年のクリミア半島の帰属を巡ってロシアとウクライナの間に生じた政治危機であるとされておりますが、実はクリミアを巡る紛争はとても根が深いものであり、1783年まで遡らなければいけません。 この時代のクリミアはスラブ系民族やタタール人のほかにもギリシャ人、アルメニア人、ユダヤ人、ドイツ人などが暮らすロシア帝国内の多民族地域であり、20世紀までは…

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2023・3・11ウクライナ紛争>東部戦線の状況

前線の位置に大きな変化は、ありません。 ほぼ同じ位置で戦闘が続いています。 北から順に ハルキウ州クピャンスク ルハンスク州クレミンナ ドネツク州リマン ルハンスク州ビロホリウカ(Bilohorivka) (リシチャンスクの西・10kmくらいの位置) バフムト(アルチャエモフスク) アウデイーイウカ(ドネツク市・北5kmくらい) マリンカ(ドネツク市街の西の端・20kmく…

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2023・3・11ウクライナ紛争>バフムートを攻めるロシア軍の謎?

これは、以前から不思議でした。 去年の7月のルハンスク州セベロドネツクの激戦については、何度も書きました。目的を達したウクライナ軍は、その隣のリシチャンスクでは全く戦闘せず、ドネツク州クラマトルクス方面まで撤退しました。 その後、勢いに乗ったロシア軍は、ドネツク州リマンを占領します。そのリマンからドネツク州の拠点都市であるスラビャンスクまでは、わずか西に20kmくらいの位置です。普通なら…

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2023・3・10ウクライナ紛争>ゲルマン魂に火が付いたドイツ

ウクライナ紛争勃発後、ドイツは優柔不断な態度に終始してきました。やはり、その一番大きな理由は、第二次世界大戦の反省です。紛争に関わりたくなかったのでしょうね。もう一つは、ドイツ国内にあるロシア人脈です。ロシアとの関係を維持したい人たちが、ドイツ国内にかなりいたと言うことでしょう。 ある時ドイツ系イギリス人に言われてしまいました・ 「ドイツは、また歴史の誤った側に立つのか!」 去年の5月か6…

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2023・3・9ウクライナ紛争>バフムートに残る地域住民と軍事拠点としての役割

もう、去年の8月からロシア軍の攻撃が続いています。 ほとんどの住民は、避難しました。 しかし、先月の時点で約5000人の住民が残っていました。そのうち、140人少々は子供です。 ウクライナ政府も退避勧告は出しています。 それでも避難しない住民がいるのは、もうどこへも行きたくないという年寄りと親ロ派住民がいるからです。 特に子供が残っているのは、それが理由の場合が多いと思います。しかし、…

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2023・3・8>ウクライナ・東部戦線>ウクライナ軍の粘り勝ちか?

ロシアは動員兵を戦場に投入し、1月末ごろから東部戦線の各方面で攻勢に出ていたと思われます。 ある程度進撃できたのは、バフムートとハルキウ州クピャンスクだけのようです。 これから雪解けの季節がやってきます。 重戦闘車両の行動が限られます。舗装道路などの固い地面の上でしか行動しにくくなります。 攻めるにしても経路と方法が限定されます。 砲撃して歩兵部隊が突撃するような戦術しか出来ません…

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2023・3・7ウクライナ紛争>ウクライナ軍がバフムート防衛継続を決断

ワールド 2023年3月7日12:29 午前Updated 2時間前 ウクライナ軍総司令官ら、東部の要衝バフムト防衛継続を支持=大統領府 https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-bakhmut-generals-idJPKBN2V8127 かなり際どい状況にあるのは、何回か書きました。 2月の末に陸軍(最高)司令官が、現地を視察し…

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2023・3・7ウクライナ紛争>ドイツの戦車メーカーの考え出した一石三鳥とは?

ドイツの軍需メーカーもイライラでしょう。 ポーランドが、韓国製の武器を大量買い付けして、自走りゅう弾砲などは、他の国も買い付けています。 戦車の供与にしても、パラパラです。 ドイツの戦車メーカーには、整備済みのレオパルト1と2の在庫が、100両くらいあります。 さっぱりお声がかからない。韓国にシェアは、食われる。 そこで考え出したのは? 「独防衛大手、ウクライナで戦車製造を検討 …

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特典航空券

私はANAのSFC会員なんですが、マイル数が一般会員よりも1.2倍溜まります。 コロナで3年使わなかった事と、ANAが来年3月まで、1年間期限延長措置がとられ、ビジネスクラスに乗れるだけのマイルがたまりました。 9月23日にドイツで日本代表の試合が行われるので、それを使って見に行こうとしたら、すでにビジネス、エコノミーの、どの便も満席。 以前行った時も、半年先の予約が取れなかったこ…

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伊勢崎賢治氏のFB掲載の「経済制裁」に関するコメントです。

地球温暖化の影響を一番受けているのが北極圏です。あと一〇年もすると、北極の氷という自然の壁がなくなり、今までのように原子力潜水艦だけでなく、他の兵器も投入できる状況になる。これは地政学上の大きな変化です。さらに中国経済にとって「北航路」は、マラッカ海峡を通る南航路に代わり、米国から全く干渉を受けないロシア沿岸を通り、行程を3分の2に短縮させるのですから。ロシアの永久凍土の下に眠っていた資源の共同…

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ウクライナ紛争 そもそもの始まりは? 海外メディアから

元スイス戦略情報部大佐で東欧専門家のジャック・ボー氏「西側はロシアの介入を違法と思わせるため、2月16日に戦争が始まった事実を意図的に隠蔽したと指摘  ロシアのプーチン大統領が「特別軍事作戦」と称してウクライナへの侵攻を開始したのは2月24日だが、ウクライナは2月16日以降、ミンスク合意を破ってドンバスへの砲撃を強めていた。ボー氏は「戦争の始まり」を振り返って、次のように述べている。   「…