「帝銀事件」の日記一覧

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大沢たかお演じる帝銀事件の松本清張

去年の12月に放映されたテレビドラマを録画して今日、見ることができた! 2週に分けての放送だったので日を分けての鑑賞となった 松本清張の描く小説は好きで映画にもなるほどなので食い入るように見ている 今回の放送は帝銀事件を清張が迫っていくことで本当の犯人は誰なのか? 小説か?ノンフィクションか?で編集長との攻防戦は鬼気迫るほど! 当時のフィルムもあり戦時下の陸軍と戦後…

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「帝銀事件」の放映に先立って(1820)

 今夜9時から、二夜連続で、NHKスペシャルで「帝銀事件」が放映される。何度となく予告されているから、今更何も言う必要はないであろう。  ただ、実はこの件に関して、wakohは去る7月、NHKディレクタ―S氏から連絡を受け、取材されたのみならず、亡三兄の家にある、「種基コーナー」での取材も求められた。  ところが、改めて連絡すると伺ってはいたものの、その後何の連絡もなく今に至った。  亡父…

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戦後未解決の社会的大事件についての取材を受けて(1744)

 つい先日の日記に、思ってもいなかった、ある取材の申し入れを受けたことを、漠然と記した。詳しいことは、その時機が来なければ判然とはしないであろう。その申し入れの趣意は、大まかには次のようなことだった。松本清張氏が死去して30周年の由。8月4日がその命日とか。それを記念して、『日本の黒い霧』などで、清張さんが挑んでいた下山事件や帝銀事件などについての、何か資料がないかと言うものであった。もとより、…

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読書日記 読みこなせない犯罪小説?

ディヴィッド・ピース著1967年イングランド生まれ現在日本在住とのこと。 戦後の日本を舞台にした東京三部作のコピーにひかれて図書館で三部作とも借りた。帝銀事件、下山事件、小平事件など1947年前後にGHQなども絡んだ悲惨な事件をテーマにしており期待して読み進めたがこれがなかなか。 巣ごもりのなかでじっくり読めるかなと思ったが、なかなか難解というか文体がなじまない。独特の表現方法、繰り返しやディ…

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『わが道』(11)中学~高校時代に出くわした極めて大きな社会的事件①帝銀事件 (1447)

ここで普通なら、旧制中学4年から新制高校2年へのことを記すのが当然であろう。戦後の大変な困難の時期に、学制が大改革されたのだから。  だが、その前に普通の旧制中学生、新制高校生が決してするはずのない経験を、wakohは否応なしにしてきたのである。そのことにまず触れておきたい。  戦後社会は騒然としていた。衣食住にも事欠く時代であり、そういう生活だった。戦後復興はままならずにいた。  そういう中で…

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帝銀事件の現場に行ってみた! 

西武池袋線で池袋の次の駅、椎名町駅北口にでました。 右に長崎神社の境内、左に集合住宅。人気もなく、ひっそりとした住宅街です。 駅から100メートルほど歩いた地点が昭和23年(1948年)1月26日に帝銀事件が起こった場所です。現在の住居表示は豊島区長崎1-7-1。そこに帝国銀行の椎名町支店がありました。 男が現れ、近くの家から集団赤痢がでたと述べ、行員たちに毒液を飲ませました。このため12名…

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第17回 我が家の履歴から17.番外編?帝銀事件

我が家の履歴から(17.番外編?帝銀事件の時  「帝銀事件」と言えば、戦後日本の大事件の一つである。それが何で「我が家の履歴」と関わりがあるのか。それが大ありなのだ。実は、この日記の中で、wakohは父のことをF.T.としか言わなかった。あまり本名を出して論じたくなかったからでもある。だが、wakoh自身、数え年ではすでに85歳になっている人間だ。この先、どれだけこの世の旅路を続けられるかわか…