新コロナ感染症による巣ごもりの境遇を考えたとき、ふと感じたことが、地球における生物の進化の歴史である。真っ先に思い浮かぶのが、恐竜時代の繁栄と絶滅である。恐竜は、気候変動やその巨体などにより、環境変化に迅速に対応できずに絶滅したと言われている。今、人間もいつ終焉するかも知れない感染症の脅威に曝され、巣ごもりという激変した環境への忍従を強いられている。しかし、人間には、恐竜にはない知恵があり、この…

新コロナ感染症による巣ごもり期間は、地域により差はあるが、それでも既に実質2か月程度にはなったような気がする。この過ぎ去った巣ごもり期間を、各個人が、どう評価できたかが、今後さらに長引くかも知れない巣ごもりの過ごし方に大きく影響するように思う。 どう評価できたか？とは、何をし（どう行動し）、何（どういう成果）を得たか？である。例えば、「断捨離をして、家の中がきれいに片付いた」これは、出来たことと…

新コロナ感染症による外出自粛要請から巣ごもり状態が長引いている。この巣ごもりを強いられている境遇を冷静に見つめ理解するため、さまざまな報道内容にもとづいて、独断と偏見ながら、その状況を厳しさ・辛さ・苦しさ・悲しさなどを含む観点でレベル分けしてみた。 ①自身が感染・重症化し、入院して隔離されているが、命が危ぶまれる状態 ②自身は感染していないが、家族や大切な人が感染・重症化し、入院して隔離されて…

新コロナ感染症の脅威から身を守るため、現在、多くの人が、国からの要請の有無に関わらず、外出を控え、巣ごもりの傾向にあることは確かである。巣ごもりを、弱肉強食の動物の世界でみると、自然や外界の脅威や危険から身を守り、巣ごもりから脱することができる時期に備え、エネルギーを蓄え、身を育み、巣立ちを周到に準備している状態である。そういう意味で、巣ごもりは、前向きなインプット（入力）タイミングと言える。人…