伊勢下宮と内宮を結ぶこの街道沿いには妓楼や芝居小屋が立ち並び年間500万人を超える人々が街道を行き交った 有名な妓楼が多くあったわけだが今では場所を示す碑が残るだけだった 過去の栄華を偲ぶ物証が全て失われた街道を歩く人は見当たらず車列が続くそんな街道筋となっている 捜せば何か痕跡が見つかるかもなんていう淡い期待はバッサリ切り捨てられてしまったが確認するだけの旅も捨てがたい

京都七条からスタートしたウォーキングいつの間にやら花街にさしかかっていた 観光ルートからは外れた宮川町落ち着いた艶っぽさが心をくすぐります 知らない街を歩く快感そしてもしかしてもしかして舞妓さんとお会いできたらばみたいな妄想が拡がります 大阪にはない風情が充満した京の町並みはどこを切り取ってもエキサイティングそのものです