北欧の稿書きつづくリラの雨 山口青邨 枕べにリラのにほへる夏の闇 日野草城 千金の旅の一睡ライラック 鷹羽狩行 リラ咲いて北の都の日は暮るる 今泉貞鳳 リラ咲いて煉瓦舗道の街古ぶ 有働亨 汐路 リラ咲いて犬の喜びさへ静か 八木林之介 青霞集 リラ咲いて窓の裸身の泳ぐらし 林 壮俊 リラ咲くと書きなつかしき昔かな 星野立子 リラ咲くやセールスマン…
1、 ブルガリアの歴史 いつものことながら、旅から帰って来てその記録を書き始めるには精神的エネルギーを必要とする。 今回は子どもたちの帰省もすぐであったこともあり、連日孫家族との夕食が続き、いつもは二人だけの食事が一気に毎夕八人での食事で、賑やかなことこの上ない。私は楽しいだけだが、妻は大変。 一昨18日に長男が帰り、昨朝、次男も東京に帰って行った。孫たちも月曜日から学校が始まる。 とい…