「古藤の百畳の棚」の日記一覧

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暁の日差しに透けて藤の花

 藤の花房いつぱいに咲き匂ふ  辻田忠俊  藤の花泣いてはなにも生まれない  山田六甲  藤の花未だ蕾の塩地蔵  醍醐季世女  山巡る各駅停車藤の花  三輪慶子  藤の花蔓を彩る花数多  アロマ  藤の花子に随ふもときにあはれ  上野進  鮭たらこ梅干おかか藤の花  高橋紀子  藤の花おにぎり中身イクラなり アロマ  老幹は捩れ捩れて藤の花  廣瀬雅男  藤の…