「隣人」の日記一覧

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季巡り短歌 春から初夏その3

__    「エネルギー」 小さくも辛夷は拳握りしめ沈丁花には負けぬとばかり 馬の瞳に空の映りて脊な震ふ 二本脚らの心読むらし ==題詠「馬」 跳ね回る仔やぎ仔うしの喜びの末は知らねど「遊べよ仔馬」 天馬でも天女でもよし運びてよ海の藻くずと身はなるとても 塗る程にたるみし肌の手に負へずせめて笑へと強ひるもをかし        「隣人の恵み」 購ひし枯れ木の如きつる薔薇に語りては…