洋画から「老い」について考える
チャップリン63歳の主演映画「ライムライト」から「老い」について考えたい。 老いは消え、若さに変わる、バレリーナと道化師の物語。 病気と意欲喪失で歩行さえ出来なくなった若いバレリーナのテリーズが絶望からガス自殺を図る。 同じアパートに間借りする老コメディアンのカルベロが娘を助ける。 自室に引き取って看病し、失意の娘を励ますのである。 カルベロは娘に話す。 「人間は数十億年かかって、その存…
チャップリン63歳の主演映画「ライムライト」から「老い」について考えたい。 老いは消え、若さに変わる、バレリーナと道化師の物語。 病気と意欲喪失で歩行さえ出来なくなった若いバレリーナのテリーズが絶望からガス自殺を図る。 同じアパートに間借りする老コメディアンのカルベロが娘を助ける。 自室に引き取って看病し、失意の娘を励ますのである。 カルベロは娘に話す。 「人間は数十億年かかって、その存…