遠近の鐘の音の沁む年の夜 三橋玲子 年の夜の月にしづもる平家村 小山漂葉 大晦日シャンパンの栓弾け跳ぶ 尾上有紀子 どやどやと子が子を連れて大晦日 志水芳秀 大晦日米櫃に米満たしけり 竹山みや子 あしたへと大晦日の雪を掻く 平野きぬ子 ガラス戸の日本晴なる大晦日 東亜未 大晦日匂ひゆたかな厨なり 山田悦子 大晦日正…
【大晦日 夕餉はサーモンの刺身 端の白菜が美味しい お蕎麦を食べるのは10時頃かな 家族はめいめいの部屋で 好きなことをしている】 年越しに出羽の新蕎麦用ひけり 松崎鉄之介 年越の名代の蕎麦に並びけり 芝尚子 年越の蕎麦に乾麺使いおり アロマ 酒浸り年越蕎麦も朝の膳 漢隆司 年越しのそば食ぶ嫁の実家にて 井上加世子 …
禅僧の気魄の反り身除夜の鐘 森清信子 思ひつきり除夜の鐘その一つ撞く 山内四郎 除夜の鐘テレビに聞いて年は行く アロマ 除夜の鐘一打の余韻嫋嫋と 大川暉美 天平の音色正しき除夜の鐘 山本則男 除夜の鐘渡るみ空や星の数 岡野里子 除夜の鐘空濃紺の鐘搗き堂 アロマ 用ひとつ忘れ心地に除夜の鐘 岩崎きゑ子 除夜の鐘街…
数日前4年ほど前に亡くなった女優の市原悦子の名前を耳にしました。彼女の名前を聞くと若い時代の名曲を紹介したラジオの音楽番組(タイトルは思い出せません)の始まりのテーマ曲が頭の中で鳴ります。 その曲はショパンのレ・シルフィードという管弦楽曲でその曲に乗って市原が語り始めるといったものです。 この役最初は野際陽子、真理よし子、市原悦子が担当していたと思います。 真理よし子の際の際の…
煤籠漫画を開く爺と孫 滝沢伊代次 捨て難き本読み返す煤籠 塙誠一郎 雪掻きの汗も健康長寿かな 藤波松山 除雪車の音に目覚ます午前四時 藤波松山 雪降って庭の景色の麗しく アロマ 雪しざる音にまたして暮れ急ぐ 豊田都峰 雪舞のあはひあはひに虹現るる 山本久江 雪景色鉛筆一本あれば描く 岡真紗子 外灯の影のまあるく雪…
餅焼くや更けて風音つのり来し 鷹羽狩行 あたたかき息のごとくに餅置かる 中根美保 年末に餅搗く習わし何時からか アロマ 餅搗きの腰にこたえる杵重し 中島英子 杵振るい御影の石臼よっこらしょ アロマ 餅つきや母は手返しうまかりし 大井昌 故里の情が膨るる炙り餅 高島鷄子 切口の吸ひつく餅を切り重ね 斎藤棹歌 焼餅の我慢…
金星のほかなにもない冬の空 木村茂登子 冬天へ寝息くすぶる桜島 有島夛美 ボジョレーヌーボーいま冬空を来つつあり 北川英子 屋上に父とゐた日の冬の空 安居正浩 冬空に干されて魚の腸透けり 吉沢陽子 樹々光る抜けるが如き冬天に アロマ 冬天を飛行機雲の貫けり 坂本知子 望郷の雲のひと片冬の空 笹井康夫 夕暮れの淡き冬空…
棒鱈のほどよくほぐれ東山 岩井如酔 躇はず千の地鱈を糶り落す 今村征一 棒鱈の荒縄掛に月冴ゆる 岸恒雄 夕市の大き鱈より買はれけり 阿部月山子 鱈の鍋白菜豆腐塩味で アロマ ちり鍋の助宗鱈の白子よし 宇田紀代 ぷりぷりと浜直販の鱈子焼く 大塚初江 湯気つつきては鱈の身のほろ崩れ 坊城俊樹 き醤油で漁師が啜る鱈のた…
年逝かす思ひに路地をひとめぐり 服部幸 行く年や万年筆の青い文字 倉持梨恵 行く年や晴れた冬空嬉しくて アロマ ゆく年の果ては青かれ日の出前 西川織子 ゆく年を眺め見入るや夕茜 アロマ 行く年や十大ニュース語られて 菊地崇之 ゆく年の醤油のにほふ佃島 野口希代志 行く年の風に雨粒まじりけり 市場基巳 槐 ゆく年…
安全地帯のドラムの田中氏の御冥福を祈って 子供の頃から耳に残ってる、 イントロのギターの伸びやかなトーンを奏でてみました🎸 合掌🙏
今日から、年末年始のお休みに入りましたが、 昨日の夜から今日にかけてが、大掃除の勝負! なんとしても、晦日、大晦日は余裕を作りたく 夕べから、もの凄ーく頑張ってしまいました~。 まずはキッチンに着手!問題は換気扇です💦 外した途端に、げ~っ!って声が出ちゃった。 猫さんの毛と油が混ざり合い、凄いことに! 外せるパーツは、洗剤に漬ければ何とかなる。 …