「椎の実」の日記一覧

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秋色の丘に風吹き海俯瞰

 車窓ざゝと霧雨襲ふ音なりし 鈴鹿野風呂  野菊咲き霧雨けぶる山路かな 東芳子  霧雨に霞む紅葉の山路にて  アロマ  霧雨に全山燃ゆる椎若葉 阿部文子  霧雨に溶けゆくバスの尾灯かな  布川孝子  霧雨に挑む鎖場石鎚山 藤井久仁子  霧雨の上りて猫の鈴聞こゆ  延川笙子  新しきウッドデッキに秋の風 山浦紀子  コスモスを風吹き撓め秋の午…

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塩のつぶやき 30日 明日から師走🙇

今朝は マイナス2度、、またまた 寒い朝に、、 昨日の 今日 妻は 筋肉痛で騒いでいる、まるで まだ 若いと 言いたいよう🙇 塩は どこも 痛くない、、これも若いから🙆、、と 言いたいところですが、、 午後から痛くなって来ました🙇 やはり 人間でした🙇 良かった🙇 今夜から 天気が荒れると言う、、 明日の朝 月はじめの お参り、、 どうするか? 思案中です❗ もう 12月で…

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しい・椎 の 実

今日は午から晴天も観得て来た。amは不安定で俄か雨が時々降っていた。そんな中昨日やっと出て来た「念福句集」を叔母に届けに外出。念福さんは伯剌西爾の親戚で俳人。暮らしの手帳から\450で出版された本。 叔母がどうしても探して見付けて欲しいとの依頼。 それが在ったのです。念福さんが一度里帰りして叔父宅に泊ったのをハッキリと覚えてる。S35頃。 当時 叔父の庭に椎の実落ちていてヨク拾って食べた物だ…

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金木犀匂い何処からともなく

    「アロマ」の句  秋の七草生けて月見する  松島の五大堂にて秋の風  萩の花濡れて紫艶めいて  金木犀匂い何処からともなく  風の午後コスモス揺れる庭の隅  二人して白い灯台まで歩く  霧に濡れ七色のネオン滲みゆく  ナナカマド赤い実にまだ葉は碧  酔芙蓉仄かな紅に染まりゆき  萩の木に彷徨う蜻蛉オニヤンマ  博物館に浅井忠の絵見て秋    「阿部みどり女」の…

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お盆の茶粥吾子と差し向かい

     「アロマ」の句  ピンクの手袋手首に刺繍  時代劇酒肴と書かれし幟かな  響き良し教会の鐘高らかに  公魚を釣る湖に氷穿つ  海苔一帖当たり風味良し  小学校の木造校舎懐かしく  晩夏午後海べりの家々  由布院に庭下駄履いて露天まで  小さき遠花火三つ屋上に  蜥蜴這い出し七色に光る  坂下り下の家に木槿咲く  国道を渡れば丘の上に家  忠魂碑のある桜の公園…