子どもでもあるまいに、「趣味人倶楽部」での公開日記に訪れる人の数をカウントして､きりのよい数字をもって、キリ番とするなど、代表的国語辞書『広辞苑』などには採録されるには至っていない。けれども、この「趣味人倶楽部」での日記は、それを書く人と、それを読む人がいなければ成立しない。 　しかもリアルな世界での、作者と読者との関係は、原則的にはその双方が実名ないしはペンネームで互いにある程度以上は判って…