「稲の花」の日記一覧

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稲の花

稲ほど短命な花はないと言われる。青籾の一つ一つが別々に咲く。舟形の籾のの中に、1本の雌蕊と6本の雄蕊がある。花粉の寿命は、わずか2~3分という。炎暑の正午に近い3時間ほどのドラマという。 花の受粉は、虫媒花、風媒花、水媒花の3種であるが、稲の花は、風媒花である。 開花時のほど良い風が、作柄を左右する。 マンションの南側の水田の開花状況である。

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稲の花

台風のシーズンに間に合うように稲の花が咲いた。稲の花は風媒花である。 台風が吹くと穂波を確認できる。 上手く受粉できて今年の豊作を運んでほしいものである。 穂の種類によって差はあるが、1本の穂に80~100粒の籾が実る。株は成長中に分割するので、1粒の種子からは数百倍の実が取れる。 稲穂が黄金色になり、学習田の子供たちによる刈り取りがされるのを見るのが今から楽しみである。

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秋の潮かき分け白い船進む

 吹きわたる風の刹那や稲の花  冨松寛子  ひたち野の朝風かろし稲の花  木山白洋  稲の花夕日は明日へ還るため  大畑善昭  ささめきのやうに星降る稲の花  多田ユリ子  稲咲いて田を吹く風のゆるやかに  南うみを  稲の花雄蕊を出して穎(えい)を閉じ  アロマ  雲流れ真昼静かや稲の花  浅田セツ子  登り窯寂れ棚田の稲の花  古川しげ子  稲の花古墳の風の…

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稲の花

マンションの前の水田は、土用干しも終わり開花する時期になった。野分が来るのを待ち受ける時期である。 今年は、大型で無く、豊作のみを齎す恵みの風に鳴ってほしいものである。 写真は、開花し始めた水田と稲の花。

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宵闇にそこら歩けば月見えて

 源流は其処で終つて春の暮  永田耕衣  白粉の花が其処には咲いてゐて  京極杞陽  春めいてそこまでと言い漫ろ行く  アロマ  辛夷咲く其処が明るく甍の間  田川飛旅子  牡蠣筏其処に沈めて風青し  林原耒井 蜩  餅腹を空かさんそこらまで散歩  木内悠起子  その辺のもの音たてて喜雨となり  頓所八重子  苔寺を出てその辺の秋の暮  高浜虚子  草の枯るるにみそつちよ来…

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稲の花

8月の下旬に近づくと水田の稲に花が咲き始める。 初夏に植えられた早苗は太陽の恵みを得て、大きく生育し、8月下旬頃からその花を開く。青籾ひとつひとつが別々に咲くという。舟形の籾の中に1本の雌蕊と6本の雄蕊がある。その籾の上部が割れ、静かに開き始めると、雄蕊は急に上に伸び、花粉袋が裂ける。それを純白の羽毛のような雌蕊が受ける。これが受粉である。花粉の寿命はわずか2~3分だという。炎暑の正午に近い3時…

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稲の花

https://smcb.jp/albums/3833114 夕方、ちょっと涼しくなったので、久しぶりに田んぼを通ってお買い物に出た。  今年は、新型コロナの影響か田植えが遅くて、ようやく開花していた。 稲の花を撮っていたら、足元で何か動いた。 背中に緑の筋のある蛙。 うちは、6月ごろ、二階の窓を開けると、ワーンと蛙の大合唱が聞こえるんだよ。 緑のアマガエルはよく見るけど、筋のある蛙は初…

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やや気温下がって暑いと感じる日

  夕餉はお豆腐 ホッケ生干し 胡瓜茄子の漬物  この暑さ草いきれにも思ひ出湧く  殿村莵絲子  おだやかに戻る暑さや稲の花  木下夕爾  この暑さ町に看板ごてごてある  鈴木しづ子  けふよりは秋と言ふ日の暑さかな  小林康治 『虚實』  やや気温下がって暑いと感じる日 アロマ  この暑さ記憶の底の終戦日  山本静子  夕暑し花屋は水が飛ぶ井戸辺  大井雅人 龍岡村  奈…

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稲の花他

アメリカキンコジカを観察している間の時間、田んぼの畔を歩いていると、ヒメミソハギやニガクサが咲いていました。 稲の花 ニガクサ ヒメミソハギ

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『 稲の花いつまで添うや影法師 』物真似575秋zrq0505

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 物真似575秋zrq05 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 物真似575秋zrq0505 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――      稲の花いつまで添うや影法師 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪―― 01 虚仮の世の現心は秋の雲 02 控えめも忘れられ行く秋扇 03 鰯雲芋の鰻になる世かな …

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ジェノベーゼ食むテラスに夏の風

 いさぎよき今日の暑さに川開  幸喜美  いちめんに菱取舟や潟暑し  高野素十  梅雨明けず気温湿度共に高し  アロマ  うなぎ屋のうの字延びきる暑さかな  川合 正男  のしかゝる如き暑さに立ち向ふ  星野立子  おだやかに戻る暑さや稲の花  木下夕爾  ゴンドラを乗り捨て暑き山の駅  雨滴集 星野麥丘人  らつきよ壺のぞきなどして暑さ急  細見綾子  わが村は暑気涼気谷欅より…