「熊野古道奥駆け道」の日記一覧

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2022-05-29~06-03 熊野古道奥駆け道 ⑭

6月3日(金)  湯の峰温泉=熊野本宮大社=新宮=名古屋=横浜 長かったツアーも、今日が最終日だ。 バスを降りると桧で作った笠を被った、語り部の女性が にこやかに迎えてくれた。 熊野本宮に詣でた後、大斎原にも案内してもらい 本宮バス停前でツアーは解散になった。 はるばる100Kを踏破したことになる。 スタッフの皆さん、参加された皆さん お世話になりました。ありがとうございました。 楽しく、安…

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2022-05-29~06-03 熊野古道奥駆け道  ⑬

6月2日(木)  十津川温泉=玉置辻・・大黒天神岳・・熊野川・・ 熊野本宮大社=湯の峰温泉 5時過ぎホテルを出発し、 タクシーで昨日降りて来た玉置辻を目指した。 途中、雲海が素敵だったので、車を停めてもらい 皆で写真を撮った。谷を埋めて、湧き上がる雲に しばし、酔いしれたのだった。 のっけからきつい登りが続く 9番靡は悪路の為寄らずに、大森山1078mに向かった。 その山頂には、石碑が沢山置…

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2022-05-29~06-03 熊野古道奥駆け道 ⑫

6月1日(水) 行仙宿・・笠捨山・・地蔵岳・・玉置山・・玉置辻 =十津川温泉 この日の行動予定時間は12時間、前日の倍だ。 大急ぎで朝食を流し込んで ヘッドランプを付け、4時過ぎに出発した。 徐々に夜が明け、雲が輝き出した。 行く段にも重なった木の根道を登り 18番靡・笠捨山1352mに到着した。 朝、スープのようなミニラーメンを ほとんど噛まずに飲み込んだせいか なかなかむかむか感が消えな…

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2022-05-29~06-03 熊野古道奥駆け道 ⑪

5月31日(火)  持経ノ宿・・転法輪岳・・行仙岳・・行仙宿 朝、特別にMさんに法螺貝を吹いてもらい 起床の合図になった。 彼の法螺貝はかなりの大きさの立派な法螺貝だった。 この日は行動時間が短いうえに、朝から雨なものの 回復傾向なので、出発時間を遅らせた。 8時前、Mさんに見送られ、宿を後にした。 21番靡・平治の宿跡、転法輪岳・1282mを 越すころには、雨は上がり、ガスが残ってはいた…

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2022-05-29~06-03 熊野古道奥駆け道 ⑩

5月30日(月)   前鬼…太古ノ辻…涅槃岳…持経ノ宿 あの853段の階段の登り返しが待っている。 今回は縦走日数が短いので、前回よりもザックは軽い。 とは言え、行動時間が長いので、水を入れると10K位か。 前回、軽量化に優れた男性は8Kらしい? 見習いたいものだ。 (このツアーでは、ザックの重さを時々計っていた) 今回の参加者は、全員が山経験者なので 集合時の山スタイルが素晴らしく、まった…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ⑧

5月22日(日)  前鬼=大和上市駅・=京都=横浜 この日はほとんど歩かない。 宿の傍までタクシーが来てくれるのだ。 個人ではそうはいかない。 一日に何本もない、かなり下のバス停まで歩かねば ならないし、一般車は宿まで来ることができない この点、ツアーはめちゃ便利だと思った。 三井寺の修験者の方は16名 お話を伺うと、前日2時間しか眠れなかったとか、 18時間歩いたとか‥かなりハードな内容だ…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ⑦

5月21日(土)   楊子ヶ宿小屋・・釈迦が岳・・太古ノ辻・・前鬼 約5・4K この日は天気が崩れそうとのことで 念のため、雨具を付け、5時前に出発した。 ザックを置いて「43番靡・仏生ヶ岳1805m」を 登った後、チョロチョロ流れる「鳥の水」で、水分補給 ザックを置いて「42番靡・孔雀岳1779m」に登った。 この先に「金剛界・知恵」と「胎蔵界・慈悲」の 両部分けという、何だか難しそうな…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ⑥

5月20日(金)    弥山小屋・・弥山・・八経ヶ岳・・楊子ヶ宿小屋 約5・4K 本日は行動時間が短いので、ゆっくりとした出発だ。 昨日登れなかった「弥山1895m」に登ると 山頂には「54番靡・奥宮」や、役行者堂が建てられていた オオヤマレンゲ自生地の石碑を過ぎ、しばらく進んだ先が 近畿最高峰の「51番靡・八経ヶ岳1915m・」で 山頂は360度の展望・・ 歩いて来た山々も、これから進む山…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ⑤ 

5月19日(木)  洞川温泉・・天河辻・・一の垰(たわ)・・聖宝の宿跡・・弥山小屋 約9K この日は、7時半朝食開始、8時出発という、予定。 さー大変!!! 個人で行く時は、出発2時間前に起床、1時間後に朝食 基本、食事が済んでから30分後出発にしている。 という訳で、おはよう~の挨拶後 かなり必死に咀嚼して、なんとか出発にこぎ着けた。 やれやれ。歩く前から、めちゃ疲れた~。 朝食後、出発ま…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ④

5月18日(水)   洞川温泉…法力峠・・・大日岳・・・稲村ヶ岳(往路下山) 約15K しっかり朝食を摂って、女人大峯と呼ばれる 「稲村ヶ岳1726m」に向かって、出発した。 自宅の庭の山シャクヤクは、 私が小辺路に行っている間に散ってしまったので 稲村ヶ岳向かう山道で、幾つもの山シャクヤクに 出会うことができたのは、とてもラッキーだった。 法力峠を過ぎ、ブナ林を抜けると 象のように見える…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ③

5月17日(火)   二蔵宿小屋・・大天井ヶ岳・・五番関・・洞川温泉 約6K 夕方到着した人達は、早朝から次々と出発して行ったので 我々は、最後の出発になった。 この日の最高峰「大天井ヶ岳1439m」までは ひたすらの登りだ。 山頂に着き、ほっとしたのもつかの間、 その後は、木の根の足場などに気を付けながら 「五番関1211m」まで、いっきに下る。 五番関には、宗教上の理由から 「女人結界…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ②

5月16日(月)  吉野・・・青根ヶ峰・・・二蔵宿小屋 約11K 宿前に出た面々。スタッフ二人は大荷物。 参加者は40ℓ以上のザックを背負っている中に 1人だけ、親亀の上に子亀のように ザックオンザックの姿の人が・・いて 思わず、え~???それで歩くの?‥と 目が点になってしまった。 今回、出発前にツアー会社から 詳細な持ち物一覧表が送られて来ていて そこには40ℓザック位と書かれていたし 申…

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2022-05-15~22 熊野古道奥駆け道 ①

5月15日(日) 自宅~横浜=京都=橿原神宮前駅=吉野 いよいよ熊野奥駆に向かって出発だ。 足の不調が気になるところだが、賽は投げられた。 軽量化は思ったようにいかず、 水を入れたら13キロ位だろうか? いつもなら、必ず持って行く本や その他諸々を削ったつもりだが、 6日分の食糧がやはり重い。 シュラフはやめて、シュラフカバーとダウン上下に したので、容量的には40リットルでも余裕があるけれど…