遅ればせながら配信で鑑賞、堂々の180分、長い。それでも退屈はしません、インターバルはありますが、高評価されただけの映画でした。 　ただし、★5つの評価に値すするかは、私には微妙でした。インド映画真骨頂の踊って歌って、漫画以上のアクション、恋愛、大英帝国植民地への反乱、とあまりにテンコ盛りです。 　根底にある大英帝国支配の横暴さがテーマであるのに対して、ただの娯楽作ではないのだけど…

今日は最近映画館で観た映画3本の紹介です。 (1) ミッション・インポッシブル　デッドレコニングPART ONE 　　2023年のシリーズ第7作。監督はクリストファー・マッカリー。イーサン・ハント(トム・クルーズ)はスパイ組織IMFのエージェント。今回のミッションは、全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。世界各地でイーサンらは命がけの争奪戦を繰り広げる。車やバイクのチェイ…

RRR(アール・アール・アール）　S・S・ラージャマウリ監督作品 アクションエンタと称されているだけあって、見たことのないしかし、懐かしさを感じる映画だった。人口１４億人、平均年齢２８歳（日本は４８歳）という若い国でできた映画だ。１８０分の長尺ということもあり、ほんとういうと疲れた。 見せ場になるシークエンスがいくつかつながって飽きさせない。タイガー、オオカミとの戦い、橋の上で子どもを救…

インド映画として初めて今年、全米映画ランキング初登場2位の快挙を果たした。 インドの神話などをベースに、冒険、正義、愛と希望といったジャンプ王道マンガと同類の壮大なストーリーを最先端の技術で描いた新たな神々の物語。第１章 監督は　ロングラン上映の「RRR」のアヤーン・ムカルジー。 私はこの作品のヒロインがRRRで主役の恋人を演じたアーリヤー・バットなので、見たいと思いました。私好みのキ…

1920年イギリスの植民地政策下にあるインド。 野性を秘めた男・ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr)は イギリス軍に連れ去られた村の少女を救うため、仲間と共にデリーへ向かう。 そこで、ある出来事をきっかけに内なる怒りを燃やす男・ラーマ(ラーム・チャラン)と出会い、 互いの身分を知らないまま親友となる。 3時間、はじまった瞬間からエンドロールが終わるまで退屈しません。 ありえないく…

その昔、都内には座席数千席程度の映画館がいくつかあった。今ではシネコンに、トータルで何千席という所は有るが、単館では皆無である。私が学生時代には、京橋のテアトル東京、渋谷のパンテオン、日比谷の有楽座、新宿のミラノ座・東宝プラザ等が存在し、客席の多さに比例してスクリーンも巨大なもが設置してあった。上映する映画も70ミリフィルムを使った（標準はフィルム幅35ミリ）超大作が多かったし、特に、テアトル…