「ダンススポーツ」の日記一覧

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ボルテクのチャートの各ステップの区切りについて

ボルテクのチャートの各ステップの区切りについて、アレックス・ムーアが Ballroom Dancing 第10版の22ページに書いてあるのを見つけました。長年もやもやしていたことが氷解しました。 以下にその個所の対訳を記載しました。 なおボルテクの各種目のページのはじめに、「各ステップ=1ビート」などと書いてあるためなのか、たとえば、ステップ1は音楽の第1ビートで始めるべきだと、頑なに思い込…

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ボールルームダンスにおける真のバイブルとは

一般的に知られているアレックス・ムーアMBEの著書は、大きく分けて、Ballroom Dancing の初版から第10版、The Revised Technique の初版から第10版です。 私が調べた結果では、ISTDの The Ballroom Technique は、初版から第10版(うち第8版は欠番)が出版されていますが、このThe Ballroom Technique は The …

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YouTube動画から一部を切り出してパソコンに保存する方法

先日YouTube動画から分解画像を作る方法を紹介しましたが、あわせて、そのときご紹介したフリーソフトでYouTube動画の一部分を切り出す方法をご紹介します。 以下のところからご覧ください。 http://dancepedia.info/top/free-essay/analysis-tools/

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好きなYouTube動画から連続的な分解画像を作成し、その画像からムーブメントの分析ができる方法をまとめました

最近、この勝手にダンス事典の記事の中で、常に閲覧回数のトップを維持している記事は、「分解画像によるムーブメントの分析」なのに気がつきました。そこで、読者のみなさんの誰でも、好きなYouTube動画から連続的な分解画像を作成し、その画像からムーブメントの分析ができる方法をまとめましたのでご紹介します。 http://dancepedia.info/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1…

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フォックストロットのカウントSQQSは実際には全く違うカウントで踊られている

以前、趣味人倶楽部で、私が、「当時の世界チャンピオンと元世界チャンピオンたちの動画を分析してみるとフォックストロットのカウントは教本に書かれているSQQSとぜんぜん違う」という投稿をして、議論を呼んだことがありました。 ごく最近欧米のダンスサイトでそれら2つのタイミングの違いを、より深く分析した記事がありましたので、翻訳しました。 http://dancepedia.info/%e6%9c%…

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WDSFアカデミーの新着レクチャー

さきほどWDSFアカデミーから、カップルの9つのポジションに関するレクチャー動画の案内が来ました。ざっと見てから、勝手にダンス事典のほうに説明の概要を掲載するつもりです。 とりあえず情報を共有します。 https://www.youtube.com/watch?v=i2w8OJMImRE&feature=em-lsp

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Revised TechniqueとThe Ballroom Techniqueの違い

6月初めにアレックス・ムーアMBEの Revised Technique of Ballroom Dancing (いわゆるリバテク)の1961年版(中古本)を手に入れました。 さっそく1982年版(これが2020年時点の最新版です)のISTD The Ballroom Technique(いわゆるボルテクの原本)とワルツ、フォックストロット、クイックステップを比較してみました。 (タンゴは…

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小気味の良いジャイブ

ジャイブで唯一大好きなパフォーマンスです。 久しぶりで思い出して見ています。

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Best Rumba Ever!!!

Slavik Kryklyvyy & Elena Khvorovaのルンバです。 ちょっと古いですが何度見てもあきない。

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外出自粛のつれづれにダンス・ジョーク

幸運なことに、私が勤務している会社は、以前からテレワークが可能なネットワークシステムが稼働しているために、テレワーク勤務しています。 でも社交ダンスは一人で踊るのもバカバカしいので、気晴らしにダンス・ジョークに再チャレンジしてみようかなと思います。 手始めに以前作ったダンス川柳から ■ 飛び出すな ぼくたち急に 停まれない (ルーティンしか踊れないカップル、自称競技選手) ■ 飛び出すな…

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ボルテクのナチュラル・スピン・ターンの踊り方を過信するな!

勝手にダンス事典に、表記のタイトルの記事を追加しました。 若干長めなのでこの趣味人倶楽部の日記には書きません。以下のリンクから読んでいただければ幸いです。 http://dancepedia.info/top/instruction-manual/dont-overtrust/ http://dancepedia.info/top/instruction-manual/dont-overt…

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ボルテクの功績

このところ、ボルテクないし、その原本であるBallroom Techniqueが現代のダンスにそぐわない点について色々と書かせていただいています。 しかし、それらの教本の功績について触れないのは私の片手落ちだと感じる方もおられるかもしれません。 そこで、その点について少し触れてみたいと思います。 もちろん、ISTDがイングリッシュ・スタイルのボールルームダンスを標準化をしたことにより、世…

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ステップと音楽のビートとの関係

(1)ダンスのステップとビートの関係 ボルテクの各種目のフィガーのリストの初めには、ステップとビートの関係について以下のように記載されています。 WALTZ 拍子記号=3/4  アクセントは第1ビート 各ステップ=1ビート ビートと小節の数え方 123 223 323 423 FOXTROT 拍子記号=4/4  アクセントは第1ビートと第3ビート “S"カウント=2ビート “Q"カウ…

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ライズ&フォールその1の補足

ライズ&フォールその1で、ビクター・シルベスターの著書の Theory and Technique of Ballroom Dancing 第6版(1936年)のライズ&フォールの一部の拙訳を以下のように説明しました。 ---------------------------- すべてのライズ&フォールが「ステップの終わりでおこる」というのは「その次のステップと同時におこる」という意味である。…

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ライズ&フォールその2

WDSFのワルツ・ブックやスローフォックス・ブックなどのライズ&フォールの欄を見ると、たとえば、ナチュラル・スピン・ターンのステップ1では、レッグ・ロアーから始め、ステップ1が完了してステップ2に入ると同時にレッグ・ライズとフット・ライズを始めるように書かれています。 なお、ボルテクおよび、和訳されたWDSFの教本では、「ステップ1の終わりでライズ」と訳されているかと思います。 この和訳では…

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ボルテクの全般的な問題点

この連載ではダンス教本全般について述べていこうと思いますが、どうしてもボルテクに関して私自身が気がついた問題点に集中してしまうことをお許しください。 ボルテク自身はまだ指導員資格試験のテキストとして使われていると聞いておりますし、WDCがその原著のBallroom Technique を2018年のスタンダード種目のテキストとして指定していることをWDCのホームページで確認しています。 しか…

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ダンス教本のチャート中の「Step」を日本語の「歩」と誤解しないで!

■ 通常の日本語の歩ないしStepの意味 日本語では、通常、「片方の足を床から離してその足を次に床に着地するまで」を1歩と呼びます。 これは英語でも同じで「片方の足を床から離してその足を次に床に着地するまで」を1Stepと呼びます。 ■ ダンス教本のチャートの左端の「ステップ」ないし「STEP」の意味 一方、ボルテクだけでなくWDSFなどのダンス教本で使われているチャートの左端の「ステッ…

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ライズ&フォールその1

ISTDは、ボールルームダンス・テクニックの標準化という大変なタスクを、1924年に完了したのですが、そのときの標準化委員会のリーダーシップを取ったのが当時の世界チャンピオンだったビクター・シルベスターでした。 その標準化されたテクニックが現在のインターナショナル・ボールルームダンスのテクニックの元になっています。 ここまでは、前置きですが、そのビクター・シルベスターの著書の Theory …