夕焼けてボタ山に掛けた滑り台
高階にゐて夕焼け褪せゆけり 黒澤登美枝 川沿ひの街暮れやすし夕焼雲 加瀬美代子 夕焼の中に漂い蜻蛉見て アロマ 夕焼けて稜線近くなりにけり 早崎泰江 夕焼けて秩父の駅はみな古し 藤井昌治 高雄港の遅き夕焼カフェテラス 竹内悦子 ビー玉をはじけ出でたる夕焼かな 中野京子 夕焼けにサイダーグラス茜色 アロマ 大夕焼旅行半ばのドレスデン 森理和 なまこ…
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私は一人っ子だった。 入学するまでの雨の日は、母に遊んでもらった。 「おじゃみ」 母は、小袋に小豆を入れて、作ってくれた。空中に投げて3個ぐらいで遊んだ。 「あやとり」 毛糸で輪にして遊んだ。 ブリッチ(橋)、塵取り、梯子など造り、母が取ると違う形になっていた。 やっと出来た時は、そのまま枕元に置いて寝た。 妻と「あやとり」をしたが、私より数倍上の腕前に二度とはしなかった。 皆さんも「あや…