内モンゴルへの旅（その５・内モンゴルで考えたこと）
その1 自由ってなんだろう？ 自由には、政治的な自由の他に、生活する上での自由というものもあるのではないだろうか？ 確かに中国は、政治的な自由が少ないように思える。 私がmixiに「中国では、ＦＢにもアクセスできない」と体験談のつぶやきをアップしようとしたら、全然アップできなくなってしまったのだが、試しに、「中国」の文字を「ここ」に変えてみたら即アップできた。 この体験から、現体制に批判的な…
むすかさんが書いた連載内モンゴルへの旅の日記一覧
内モンゴルへの旅（その4・旅行者の目から見た市民生活）
私がこの時期に内モンゴルへ行くことになったのは、中国の年頭で一番賑やかな時期－春節（春节Chūnjié）すなわち旧暦の正月が終わり、オフシーズンであるため比較的安く宿泊できること、飛行機も空いていることと、日本においても大学の後期が終了していて、自分に取っても時間に余裕ができる時期だということからだ。 オフシーズンのため観光地は空いては居るが、内モンゴルではマイナス１２℃くらいの気温は覚悟して…
内モンゴルへの旅（その３・交通事情など）
私が１５年前に内モンゴルへ訪れた時は、先ず北京へ行き、そこから夜行列車に乗り換えて呼和浩特（フフホト）に到着という面倒なものだった。 現在では、その1にも書いたように、中部空港からＬＣＣの直行便が開通しているし、北京からの飛行機もある。 内モンゴルへ行くことは非常に楽になったと言えるが、１にも書いたように、内モンゴル行の飛行機に日本人の影はない。 今日、自宅にＪＴＢから旅行のダイレクトメールが…
内モンゴルへの旅（その２・現地での行動）
私たちが宿泊したホテルは、内蒙古（内モンゴル）巴彦淖尔（バヤンノール）市人民政府駐呼和浩特（フフホト）办事处（事務所）という厳めしい名前のところで、日本から直接予約できる場所では無い。 誘ってくれた内モンゴルからの留学生の友人が、お値打ちなホテルを現地で予約して置いてくれたから宿泊が実現できた。 元々は、海外からの外交官などの賓客を宿泊させていた場所だとかで、現在は古くなって一般に開放されてい…
内モンゴルへの旅（その１・足について）
２６日から６日間中国・内モンゴル自治区へ行ってきた。 行く切っ掛けとなったのは、内モンゴル自治区出身の留学生と知り合いになり、１５年前に内モンゴルへ家族旅行をした話をしたところ、中国の変わりようを体感して見ないか、という誘いがあったことと、内モンゴルの寺巡りに興味があったことによる。 １昨年の夏、その留学生と我が夫婦が一緒にスッポンを食べた縁もあって、せっかくの機会だからと、嫁さんも行く…