ここまでくれば固有種だらけで多くのライファーが。 ただ、私が一番見たかったのはケアンズ周辺でも見れる普通種のような子。 しかしケープヨークで見るケープヨークエリマキヒタキはやはりうれしい。 ほぼ毎日出てきてくれて、そのたびに顔がほころぶ。

探鳥は早朝から深夜まで。 真っ暗なうちに出発し、夜明けとともに活動をはじめる鳥を待ちます。 夜は夕食をとった後、再度出発して真っ暗な森に中に。 ターゲットはフクロウ類やヨタカ類。 この夜もやっとこの子を見つけることが出来ました。 ほぼここでしか見られないチャイロガマグチヨタカ。

今回の旅では200種を超える鳥たちを見ることが出来ました。 オーストラリアは何と言ってもインコ類の宝庫。 50年前に飼っていたオオハナインコとの再会も果たしました。 現地で最も一般的なのがゴシキセイガイインコとこのモモイロインコ。 モモイロインコは日本では高級種で数十万円で取引きされていますが、現地では害鳥。 数百の群れで農作物を襲います。

ケアンズから車で2日間、アボリジニの居住区アイアンレンジに10月11日から21日まで出かけていました。 本当は12日出発の予定でしたが、台風19号の接近でエアが気になり、急遽11日に前倒しして出かけました。 差額が6万円ってどうよ！ まあその分余分に探鳥する時間は増えたのでうれしいのですが。 オーストラリア人でさえまず行かない最果ての地。 日中40℃を越し、湿度は4％。 からっからで常にどこかで…