さんが書いた連載芸術アートの日記一覧

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堂々ト書ケ! 井上有一の書

2月の福島区ラッズギャラリーに続いて今年2回目の井上有一ギャラリー展。去年の金沢美術館には行けなかったが、今年は二度も井上有一の書が見れてラッキー。多分撮影OKだったと思うが、ギャラリーの方と話していて撮るのを忘れてしまった。 いろいろ凄い書好きな書はあるが、そのなかでも井上有一は私にとって榊莫山と双璧。 どの作品もこれぞ井上有一だったが、今日とくに気に入ったのは「とんぼ」という書。帰宅後も…

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五千分の一の眼を持った画家!

昨日、先週に続いて、あべのハルカス美術館再訪。北斎展へ。北斎というビッグネームのせいかPRが上手かったのか。先週は1時間待ちの長蛇に入場断念。今回も30分近く並んでやっと入場。 というわけで、会場内は絵の前はずっと二重三重の人だかり。すべての作品をゆっくり観れる状態ではない。それでも富獄三十六景などの代表作や自分の興味がある作品は、人を掻き分けてにじり寄り何とか鑑賞することができ、楽しめた。 …

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生きるとは燃え続けること 三岸節子

難波高島屋へ、三岸節子展。 昨年同じ高島屋での片岡球子、先日の兵庫県立美術館小倉遊亀につづき、私の女流画家御三家最後の一人である。彼女は明治38年に生まれ平成11年まで明治から平成まで、片岡球子、小倉遊亀とほぼ同じ時代を生きた画家である。 美術大学を首席卒業した19歳で天才画家三岸好太郎と結婚。20歳で春陽会に女性として初入選した「自画像」など初期の絵もあるが、9年後夫・三岸好太郎が早世するま…