さんが書いた連載映画の日記一覧

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キリアン・マーフィー

美容院で見ていた「スクリーン」、表紙はキリアン・マーフィーでした。 見ようかな、と思っている映画の中身は私はいつも読まないので、写真だけ見てきました。 「映像の世紀バタフライエフェクト」でも放映されていましたね、マンハッタン計画。オッペンハイマーは「原爆の父」と呼ばれながらもドキュメンタリーでは、深い罪の意識に苦しんだ、という内容でした。 技術の推進は、ロケット計画だってなんだってそう、戦争と…

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PERFECT DAYS

建て替え前の歌舞伎座~幕間にもう、真っ先に座席を立ち、向かうはトイレ、「常連😳」はどこのトイレが比較的空いているか分かるので一目散に小走りになる、が、それでも列ができていて、トイレから出てくるころには更に長い列が出来ている…(これ、最後尾は幕が上がってしまうだろうなあ) 考えてみれば当時、どこも劇場のトイレは少なかったです、日生劇場然り、国立劇場然り そこに革命を起こしたのが勘三郎でした。 …

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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア

行けるようになった時にはIMAX上映は終わっていました。 今日、「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」を見てきたんです近所の映画館で。 昨夜ネットでチケットを買ったのですが、座席が29個の部屋で、あららーーでした。 4Kレストアであって4Kレストアでないんでない、みたいなのを見るんだ、でも、やっぱり見たいもん。でぽちっとしました。 我が家のテレビを見ているようなのか?と想像しましたが…

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枯れ葉

歳末に一緒にお夕飯をいただいた友人が言いました。 今、ユーロスペースでカウリスマキ映画特集をやっているのよ 毎日通っているの どきーーーーっとしました。 もう歩いて行ける映画館の上映情報しか知らないでいるここ数年、半径500Mで生活しているもんで、なんてやってて、大好きなカウリスマキの新作さえ知らないでいた自分、なにやってんだ自分、喝!!でした。 というわけで、今日はカウリ…

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アアルト

椅子やガラス工芸品、そしてペンダントライト アアルトといえばそういったイメージが強いかもしれません 古い映像を並べた、言ってみればとても地味な映画です。 フィンランドのモダニズムデザイナーアルヴァ・アアルト夫妻のドキュメンタリーですから。 でも、「木を見て森を見ず」、このことわざが思い起こされるように、アルヴァ・アアルトは単なるデザイナーではない、建築家であったのだ、ということを思い…

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デビッド・バーン stop making sense 2023

おいおい、デビッド・バーン それ、いつクリーニングに出したんだい (たぶん、1983年のコンサートが終わった後ですよね) なんておかしいんでしょうねこの人。 NYの街を自転車で疾走!は変わりませんが、どうも今回の映像はママチャリ感溢れています🤣 というわけで、トーキング・ヘッズの伝説(だったそうですが、当時私は知らなかった、この人たち)のツアー映画「ストップ・メイキング・センス(Stop …

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「ある画家の数奇な運命」と「善き人のためのソナタ」

「ある画家の数奇な運命」をご紹介いただいて見ました。いい映画でした、またドイツらしい映画でした。 モダンアートを語る時にドイツ、ベルリンは外せないと思うんですね、例えば建築、ベルリンは焦土と化しました。そこにビルが建つ、世界の名だたる建築家が次々と建てていったわけです。私、ベルリンを訪れた時、自分の持つ「センスという概念」を根こそぎひっくり返されたと思いましたもんね 現代建築見放題そして現代…

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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について

ドイツもまた、大戦で焼かれた国でした。ベルリンはまる焼け、東京と同じ。どちらもあの大戦を題材に本が書かれたり、映画が撮られたりします。 私がドイツ映画を好むのがなぜなのかは自分でもよく分からないんです。多分なのですが、ドイツ映画って媚びないんですよね、その辺だと思うんです。 ドイツも映画大国です。 日本に入ってくるのは、ベルリンが、ドイツが、舞台になっているのに俳優さんは英語だったりしてい…

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ドライブ・マイ・カーを見ていろいろ

ドライブ・マイ・カーを見ました。 確かに3時間「必要」だと分かりました。 いい映画でした。 市川準の「トニー滝谷」と漂う空気がなんか同じ、似ていました。この映画も原作は村上春樹の短編小説でした。 その「トニー滝谷」、登場人物のセリフは抑揚がほとんどないし、映画自体が淡々と作られているんです。西島秀俊の平坦なナレーションが絶妙でした。が、内容は結構濃厚なんです。ディテールに凝る、というのかな?…

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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

いやあ、こ~れは面白い映画でした。 ニューヨーク公共図書館 4つの中央図書館に加え、NY市内に87の分館を持ち、5200万点以上の所蔵数を持つ私立図書館 年間来館者数は約1700万人にのぼり、職員数は3100人を超える (数字は全て現時点でのwikipediによる) 最初はわけがわかりませんでした、図書館がどんな働きをしているのか、何を提供しているのか、すべきか、そして実際どういう提供をして…

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アメリカン・ユートピア

予告編は見ていました、先にいらっしゃった三旦さんとカズーチカ2さんの体験談も拝読していました、それでも実際に私も体験したら びっくら!!! デビッド・バーンが世界各国から集めた11人の天才集団と爆発させるパフォーマンスは「とにかくご覧になってみてください」としか申し上げられない。 2018年にバーンが出したアルバムのツアーがステージになり、それがまた評判を呼び、スパイク・リーが映像に収め…

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映画紹介チャレンジ⓺『そして、私たちは愛に帰る』

トルコやイランって、いい監督さんが多いんです。どなたかご紹介させて頂きたいと思っていました。また悩んで悩んで ファティ・アキン にしました。 ドイツに住むトルコ移民の二世です。 棺がドイツの空港からイスタンブールの空港に送られます。 そして何年か経ち、今度はイスタンブールの空港からハンブルグの空港に棺が送られます。 どちらも故郷に帰るため。 親が子を愛する深さ大きさ、子が親を思う大きさ深…