ベルリン悲劇の歴史とこれから

『新・ちくま文学の森4 悪の物語 絢爛の命 悪に咲く』筑摩書房、鈴木健二著『記憶力のすすめ』講談社、川口マーン恵美著『ベルリン物語』平凡新書、を読了。
 『記憶力のすすめ』の中で印象的だったのは、暗記と記憶の違いは、前者は一時凌ぎのやっつけであるのに対し、後者はテクニックとしての脳に留め置くものであり、従って前者は試験が終わったとたんに頭から飛んでいってしまうのに対し、後者は日本人の身体に染み込んでいる七五調の語呂よき口調に置き換えて定着させ手法など、応用可能なこと。
 アナウンサーの職業柄、切羽詰った秒刻みの時間の中で自分を追い込んで集中力を高めて覚え