連載:読書日記

必読!「不死身の特攻隊」

=不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか=
(講談社現代新書)
 鴻上尚史 (著)

九回も特攻隊で出撃し、戦後まで生き残った兵士の実話です。

こんな事が実際にあったなんて
その事実に驚きを覚えました。

読んでいくと
特攻とは、
美しくもなく、美談でもなく、重要任務でもない、
とんでもないもので、
では、いったい何だったのか
考えさせられる内容でした。

前半は「佐々木友次」という人物を中心に書いています。
後半は「特攻」の「命令する側」について資料を活用して論じています。

そして、こう書いています。
〝この本は10年前には出せなかった…”