ストラヴィンスキー のペトルーシュカからの3楽章 、プロコフィエフ のピアノ・ソナタ第7番 他をポリーニの演奏で聴く

2022年7月以来の鑑賞。
ストラヴィンスキー/ペトルーシュカからの3楽章。
第1楽章は「ロシアの踊り」。バレエの第1場に出てくる。オーケストラの演奏になじんでいるがピアノ一つによる演奏でこれだけの表現に接することができるのは驚き以外にない。2分余りの演奏を耳にしてポリーニの天才を感じない向きはないものと思われる。
第2楽章は「ペトルーシュカの部屋」。
オーケストラでは第2場の音楽として現れる。人形であるペトルーシュカのテーマを中心に、恋のときめき、失恋のショックなどが描かれるが、ピアノでこれだけの表現を開示できるのはポリーニをおいて他にないと確信する。