思いついたらそのまんま(3083)
淋しくないか 辛くはないか 店のどこかで 虫が鳴く いつもお前と 一緒にいるよ 泣きたい時は 泣きなさい 信じて尽くして 終わった愛は いつも私の 心の中に
淋しくないか 辛くはないか 店のどこかで 虫が鳴く いつもお前と 一緒にいるよ 泣きたい時は 泣きなさい 信じて尽くして 終わった愛は いつも私の 心の中に
今朝も目覚めて 一日分の 命をもらい 花を見て ホスピスへ 続く廊下の 先に咲く 生きた証の赤い花 自分の命は 自分のものと 終わりになって 気がついた
愛したお人を 陰から送り 野辺の送りや くずの花 命の終わりは ひとつの区切り あなたはいつもそばにいる 細い絆の ふたりの愛は 一つになっても 二つです
いつか逢えると 信じて生きた 秋海棠の 淡い色 今夜もひとりで のれんを出すわ あなたのいない 店だけど いつもお前を 守っているよ いつも二人で いるんだよ
白いむくげよ 一日花よ 明日はどなたの 胸で咲く けがれをしらない お前の心 白いむくげの 花に似て 一夜限りの 儚い命 あなたの胸で 燃え尽きて
もり、かけの そばはとっくに のびきって まずくて食べる 人もなし 人の噂も 七十五日 そのうちみんな 忘れられ 得したやからが にんまり笑う こんな世の中でいいのかなあ~
お褥辞退を したはずなのに なんで今更 鈴を振る 体が覚えた この悦びを 埋み火起こして 苦しめる 命絶つ気で 拒んでみても 落ちて行きます 夜の底
なんでのん気に 浮いてるのかと 白玉団子に 八つ当たり 機嫌を直して 一杯呑んで 怒るとしわが 増えまっせ そやかて腹立つ うちの宿六 一人前に 浮気して
貧乏人が 困った人を 助けたくても 金がない 貧困は 自己責任と 暗示をかけて 排除され 人間どこで どうなるやもと 助け合って 生きようよ
近頃巷で 流行っているよ 頭から腐る 奇病あり どこで起きてる 病気と聞けば 霞ヶ関が 臭いとか 総裁選挙も 同じことよ 踏み絵を踏んだ 人ばかり
まさかの坂を いくつも越えて やっと静かに 酒を飲む 昔愛した お人のことを 忍べば外は 夏あらし 今は静かに あなたを想う 泣いているよな 細い月
親孝行を したくなくても 親がいて この罰あたり 何をいう 親がいなけりゃ 子供はいない 親は子供の ために生き 子供に迷惑 かけたくないと がんばり過ぎる 今の親
くよくよしたって 仕方がないよ 昨日は昨日 今日は今日 人のことだと あっさり言うな 俺の人生 なんだった 家族のために 働き通うし これでいいのか 人生は
いつか何処かで 必ず逢える 信じて待った 路地の店 カナカナ鳴いて 日暮れになると あなたを待って ひとり酒 のれんが揺れて 幽霊かしら たしかにあなたの顔を見た
諦めて しまえばそれで いいかも知れぬ 人生なんて そんなもの 風に吹かれる 柳のように あなた次第の 人生よ 欲しいものなど 何にもないわ いつもあなたの腕の中
人生劇場 そろそろ終わり カーテンコールは ないだろう 人生何度も リセットしたが 腹八分目で 止めておく 自分史書くほど 山坂ないが 普通が一番 いいのかも
うすものに 隠しきれない 秘密を隠し 酌をする 私がこんなに 想っているに あなたはいつも 知らん顔 なまじ情けを かけてはならぬ 越してはならぬ関もある
どんまいどんまい 気にしちゃだめよ 誰でも一度は 通る道 男の値打ちは そんなことでは 決められないのあるがままで いいんだよ いざというときゃ 男でなけりゃ 側にいてくれる だけでいい
我が暮らし 中の中なり これで良し これでよしと 言いきかせ 上を見たら きりないからね 川の中州で 丁度いい 若いときには 買ってもせよと 出来れば苦労はしたくない
明日咲く 朝顔のつぼみ 数えながら のれんが揺れて いつものお客が 入ってくるわ いつも呑んでる同じ酒 逢うたびに 胸が騒ぐの 泣いているよな 細い月
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