古代史をそこだけ見ているとわからないことが、違う角度から見直すとわかるのでは?

吉君さんが以前の話題の中で、「地形、気候環境を考えて古代史を推測する試みはどうだろうか?」と挙げておられましたが、その「違う角度で見る」ことに関連して、「従来の古代史観によりそこだけ見ているとわからないことが、違う角度から見直すとわかるのではないだろうか。」という内容の講演がありましたので紹介したいと思います。

 それは、安曇族サミット基調講演での井沢元彦氏が話された下記の内容です。

 「日本史の外から見ないと日本史の特徴はわからない。
 日本は歴史的に、道路を石畳で舗装する技術もあり、馬もおり、荷車もあったはずなのに、馬車を使わなかった世界の中で唯