美術作品の絶賛評価…

昭和9年、日本では超一流の業界団体の東京美術倶楽部で17点の写楽の肉筆浮世絵が販売されました。

事前頒布された販売目録を解説したのは当時超有名な大学教授、史家、評論家の臨風という人、写楽には肉筆画は存在しないとされてきたのが17点も出品されたのでした。解説では、妙品、名作、真筆、珍品、逸品、驚異、疑い挟む余地なし、世紀の大発見…の言葉で絶賛されていました。

ところがこの肉筆画は、すべて16歳の少年が描いたもの、とんだ落着になったようです。~R2.1.11付 日本経済新聞 文化欄より!!

かなり前ですが、同倶楽部の正札会で品の良い妙齢の御茶人が沢庵禅