ある新聞のコラム欄から、、、福祉の仕事、何とかしなければ

「最近も若い人が収入が少ないと、職場を辞めていった」。身近にいる介護職員が嘆いていました。介護福祉士の資格を持つ本人もいまの仕事を続けるか、いつも悩んでいるといいます▼低賃金、重労働の劣悪な環境が指摘される介護職。現場はつねに人手が足りず、残された職員は肉体的にも精神的にもしんどい日々を送っています。やりがいがあると、志をもって職についた多くの人が何年もたたずに離れていきます▼人手不足のしわ寄せは利用者に。目が行き届かず、けがをする事故が増えたり、週3回の入浴が2回に減らされたり。新規の入居者は受け入れない、ショートステイをやめた、という例も。安全や安心