成長政略を阻む高騰 電気料金、産業用は4割値上がり 論説委員・井伊重之

エネルギーは暮らしや産業を支える重要な基盤だ。そのエネルギーをめぐる環境が一段と悪化し、日本経済を直撃している。経済産業省がまとめた平成26年度版「エネルギー白書」は、東日本大震災後に大きく上昇したエネルギーコストに着目し、日本経済への影響を分析した。そこからは原発の長期停止に伴い、電気料金が震災前に比べて値上がりし、企業活動や家計消費に深刻な打撃を与えている実態が浮かび上がった。
http://www.sankei.com/premium/news/150726/prm1507260019-n1.html