研究用原子炉がようやく再稼働へ

原子力規制委員会は京都大学原子炉実験所と近畿大学原子力研究所の研究用原子炉の再稼働を同時に慌てて許可する方向だ。

最大出力わずか5000キロワットの京大の研究用原子炉と圧倒的な大出力の原発を一緒くたに考える原子力規制委員会の硬直した石頭に対して世間の風当たりが厳しくなってきたのを感じて慌てて認可したものと思われる。

なかでも、原子力を研究する学者から原子炉の運転を一度も経験しない学生が原子力学科を卒業してしまうという切実な悲鳴のような再稼働の要望が出されていた。学生は韓国の原子炉を借りて実験している始末だ。

原子力規制委員会は研究用といえども原子炉